2010年12月18日土曜日

[DAY19] Discus vs Hornet Comp!

Discus(Aba) vs Hornet(Nori) Comp!

safety:
Narrmine QNH3000ft
Mungeribar QNH5000ft
no ガグル

Handycaps:
Discus 0.94
Hornet 1.00
Aba 1.00
Nori 1.30

Task:
Mungeribar O/R
(アウト and リターン、つまり往復)
行った回数で勝負。


結果は、AbaリタイアでNoriの勝ち(笑)
サーマルトップも4500ftだったので行けなかったんだけどね。


予報は、日中5000ftで、
層雲が晴れてくると、だんだんトップがあがって、
夕方5時頃にCuが出る!という、遅いスタートの予報。

日中は確かに5000ft。
でもだんだん日射が強くなる予報は外れて、
どんどん日射は無くなっていく…
皆ネガティブな会話をしてしまい、(正しいんだけど)
私もネガティブになり、
2発目飛ぶのをやめてしまいました。

でも、コンペティションパイロットとしては、
いついかなるときも、可能性がある限りはやめない!
というのが重要。
また、せめて自分の目で確かめて、可能性を判断するべき。
人の言うことで決めちゃだめ。

そんなこんなで、キャンセルしちゃったんだけど、
思い直って、
「やっぱり飛びたい」
といったら、タグパイロットが、
「なに考えてんだ、こんなスムースエアーで。やってられん、帰る!」
という感じで帰ってしまったようです。

破壊工作員Abaです。

でも、飛ばないで帰るより、
飛んで帰ったほうが良いと思い直したので、
飛ぶのが悪いとは思ってません。

最初から、毅然と「飛ぶんだ!」という態度であったら、
一番良かったんだけど。
ふにゃふにゃしてるから、皆に迷惑かけるんだよね。


飛行中、余裕が出てきて、周りがよく見えます。
風が強くて、サーマルが弱(少な)くて、
みんなが近くに集まる日でした。

誰がどこにいるかわかるので、
いつも逃げてばっかりです。(笑)

違うとこでサーマル探す余裕は、
まだちょっと足りない。
ロングビジョンを鍛えれば、もっと余裕が増えるでしょう。

2010年12月16日木曜日

[DAY18] Mungeribar(北西15km)×3回!サーマルウェーブ!

今日はMungeribar3回行きました!
サーマルウェーブがあって、MRはcloud baseより高く上がってたけど、
私はいけなかった!
でもシープドッグしながら勝っちゃったもんね〜

●予報
6000ftブルー、北東の遠いところ10000ft Cu
6000ftで逆転層、10000ft付近が露点と近い
南西風5m/s

●実際
cloud base 6000ft 雲多→7000ft 雲少
12〜14時 ねっとりした荒れてないサーマル。
10000ftにしゅっとした雲もあり。
サーマルウェーブ!!
南西風10m/s


mungeribar往復(北西15km)
1回目 行き20分 帰り?
2回目 行き50分 帰り15分
3回目 行き15分 帰り20分

●今日のポイント!
・タスクセット
昨日ちゃんと考えただけあって、今日は迷いなく、タスクセットして練習できた。
朝はMungeribar, Wyanga, 北東10kmを飛ぼうと思ったけど、
予報より風が強かったのと、南の方はサーマルが良くないので、北西のMungeribarを往復にした。
自分がタスクセッターになることで、
朝の情報が、いつもの5倍頭に入るし、よく考える。
それだけでも良い練習になることに気づいた。
自分でタスクセットしよう!

・風
風が強いときは、風上側キープ!
シープドッグしちゃうぞ!


ついにflarmも取っちゃって、どんどんローテクになっています。
オーディオバリオも使ってみたくてつけてみたんだけど、
音がやっぱり嫌いだから、今日はつけなかった。
つけない方が、楽しく歌えるから調子良いみたい♪

[DAY17] 再びナロマインNo.1! 12/15

今日はまたNarromine No.1です!
ギルガンドラO/Lもあったみたいです。

●予報
cloud base 9000ft〜10000ft
東風から北西風へ。
10000ft 以下北西、以上北風。
上空は湿ってる

●実際
cloud base 8000ft

●やったこと
昼の早い時間、cloud base 7500ftでトランギ(北西)に行けました。
6500ft@トランギです。
北西風(向かい風)で、良いサーマルの雲は10km間隔。
雲の下で、次の雲が近づいてくるのを待って、
トランギ手前に雲が来てから行く戦法!
cloud base 近くても、こうすれば行ける。


・速度管理
最近、前よか速度とバンクを使い分けるのがうまくなったと思います。

昼のバリバリなとき(サーマルのコアで平均上昇率 3〜4m/s、ラフ):
サーマル 100km/h  サーチ30°、上昇45°〜60°
風上へクルーズ110〜130km/h
(140以上出すと、空気の状態がわからなくなっちゃう。)
風下へクルーズ100km/h


夕方のしっとりなとき(平均上昇率 1m/s以下、ラフじゃない):
サーマル 90km/h サーチ15°、上昇15°〜30°
クルーズ(ほぼサーチ) 95km/h

Discusは80km/hでもう失速しちゃうので、
ASK21とかの練習機だったら、-10km/hかな?
Ka6CRだったら、-15km/hかな。

みなさん、どうしてます?


●次へ向けて
タスクセットがひとつ(しかもポジティブタスク)しかないと、
ちょっと気象が思ったより良くないときに、
なぁなぁのフライトになってしまう。

上空でぐだっとしてしまっては、良いお天気に申し訳ないので、
いくつか、場合に応じたタスクを決めておかなければ。

・cloud base 10000ft
 ・北東風 Gilgandra
 ・南風 Peak Hill
 ・北西風 Nevertire
 ・Calm〜上空10m/s
     Gilgandra - PeakHill
     Gilgandra - Nevertire
     PeaekHill - Nevertire

・cloud base 7500ft〜10000ft
 ・北東風 Eumangerie (スペル?ユマンジェリー)
 ・南風 Tomingley何回も往復
 ・北西風 Trangie何回も往復
 ・Calm〜上空10m/s
     Eumangrie, Trangie , Tomingleyから2つ選ぶ

・cloud base 5000〜7500ft
 ・Mangeribar - Wyanga

・cloud base 〜5000ft
 ・風上へ行けるだけ行って、戻ってくる。雲の形から強さ、コアの位置の予測、サーマルのエントリーの練習
・浮いてるだけで厳しい条件
 ・浮いてる練習!日射のあるとこ、ポジション取り。集中力の持続。
 ・CTAF inbound or leaving、トラフィックの把握、降りるか粘るかのタイミング

※ただし、待っていれば条件が好転しそうな可能性がある限りは、タスクキャンセルはしない。(easy goingしない。)


場合わけが多くなりすぎた…
まぁ、風で分けて、朝覚えればいいか。

2010年12月14日火曜日

[DAY16] 今日は負けちゃった。早く寝たら明日は勝つかも

12/14(火)

●予報
逆転層だんだん上がって、12時頃からcloud base 8000ft〜9000ft
朝吹いてる東風(シーブリーズ)がおさまると、サーマルが良くなる。
南東悪い、北西良い
夜は雨。

●実際
視程がものすごく悪かった。
数キロでも、そこにいると思って探さないと見えない。
14時頃まで6000ft。
湿気が残っていて、変な雲がいっぱいあった。
雲底までいっちゃうと、雲がいっぱいありすぎてなんにも見えない。
ギルガンドラのほうにすごい雲(サンダーストーム?)があって、怖くていけなかった。色が薄いオレンジ色(本当!)で、なんかすごい。でかい。

●やったこと
北西25km
南20km
東15km
北30km
雲が多すぎて、横が見えないので、雲の影で、距離と雲の密度をはかった。結構うまくいくもんだ。こりゃ使えるぞ、と実感。
今日はNori(MR HONET)に負けちゃった!!PG(クラブじゃなくて、個人でやってる人だった。)にも負けちゃった!
16時半以降、薄い層雲が日射をさえぎった。層雲のムラ、切れ目から差し込む日射のところにいつもいれるように、ポジション取り。
煙立ち上る野焼きサーマルがあった!行ってスモークになりたかった!

●今日のポイント!
今日はよく寝ること!(笑)
CTAFへのinbouindコールをしっかりやること!
クロスカントリーから帰ってきたときのRUNWAY選び、自信持って。
CHAOTIC再確認。OPTION。

[DAY15] PGに勝った!トランギ行けた。

今日は6+50。
昨日より時間は少ない。
でもPG(他のクラブの機体)には勝ちました。やったね♪

●予報
8000ft
Cu がかろうじてできる
Lが去る、Hが来る

●実際
予報はあってる。
リフトはがたがたで、1000ftくらいでぶつぶつ切れて、コアは小さい(60°バンク100km/h)。これ以上速度抜けるとはじかれるし、速度だすと入らないし、疲れちゃう。コアに入っても、そのまま雲底までいけないし。
北東に去り行くL Cuがぽこぽこ サーマル性のリフト。 南西から来るHの背面の薄い層雲
コンバージェンスっぽいがたがたリフト。Narromineはその間の、Hで雲が消えてブルーになってるエリア。

●やったこと
・MR(HONET)と一緒にとんだ
無線で連絡しあって、一緒にサーマル探した。
私のほうがバンクつけて回ってて、勝った!
今日はやっぱりバンクつけてコア捕らえなきゃいけないんだ。
6000ftくらいまでしかあがれず、5000ft以上キープで精一杯。

・がたがたリフト制覇
南側のがたがたリフト、最初はよくわかんなくて嫌ってた。
でも構造がわかった!LとHの境目がはっきりしているから、それに平行にグッドエアーのラインがある。4kt
あったら、ライン上をサーチすると、10ktのドカン!のリフトがある。
1000ftくらいで切れてるので、切れたらまたサーチすれば良い。
本当に強いやつは、切れないで、cloud base 8000ftまで行ける。(そういうやつは良い雲が出来る)
コアは小さいから、60°100km/hで捕らえる!
なんでラインがわかったって、真上見たら空に書いてあった。
オーロラみたいに、薄い白いの(雲とはいえないくらいの)が、北西に伸びてた。ミラクル。
よく見ないとわからないくらい薄いけど。

・夕方5時半にトランギ!(北西30km)
リフトの構造がわかってきたので、また、ラインが北西なので、トランギに行った。
5時スタート 7000ft
5時半トランギ 7000ft
6時ナロマイン 5000ft
楽勝!

・夕方はまったり丁寧にあがる
6時〜6時半 5000ft →7000ft
それから浮いてるだけじゃつまらないのでナロワナsilo(南10km)へ。
層雲が太陽にかかっちゃって、急に弱くなる。
0ねばり。

今日のがたがたリフト制覇は、数日前に3発飛んだ日のことが生かされてる。
そのときも、気圧がぐいぐいと移動していく日で、コンバージェンスっぽかった。
そのときは風上へ!と思って南西に向かったけど、6000ftまであがったのにそのままdownwind。
飛び方が間違ってたんだとはっきりわかった。
きっとその日も、北西に向かってサーチするのが良かったんだろう。

2010年12月13日月曜日

[DAY14] 12/12(日)

12/12
●予報
昨日の空はBlue Day だったけど、今日はCu Day。
cloud base 9000ft ! 西風。
10:00 Dubboのほうに積雲ではじめる。
12:00〜16:00 バリバリだぜ!
北西

●実際
9:30くらいから積雲見え出した。予報と同じか、早いくらい。
cloud base 8000ft(夕方17時以降、8500ftになった)
日中ちょっと風強かった。
5000ftくらいでサーマルが変わる。下はがたがたしてる。コアの位置も違うみたい。風で流されるのもあって、いつもはずしちゃって、なかなかcloud
base までいけない!上は、風がさらに強かったのかな?コアが安定した良いサーマルなんだけど、回ってると沈下にずぼぉーっと入ってしまった。
サーマルが弱まりだしたのは16:00で予報通り。すごい。


●タスク
positiveタスク:ギルガンドラ(北東60km)
positiveは無理そう:トミングリー トランギ、ナロマイン(出来たらぐるぐる何週でも)


●実際やったこと
・Lead and Followできた。Leaderの後に続いてサーマルエントリーするタイミングも、ちょっとつかめてきた。ガグルは、顔見知りで信頼できる相手とだったら出来る。不安要素があったり、戸惑う要素があると、行動が遅れてうまく出来ないだろうから、知らない人とはやらない。
相手見てると、自分も相手も、ドルフィンフライトしてるとき、ものすごい上下に動いてるんだってことがわかってびっくり。

・サーマルのコアで回る。サーマル帯でもあがれるけど、全然速さが違う。
そのために必要なこと:
今日はどのくらいのプラスがあるか見極めるためにいつも空気の状態を感じておくこと
ラインを予測してサーチする(風、コンバージェンスライン)
コアは見る(ノーズ上がる)、聞く(ゴォー)、感じる(ぐっと来る)

・トランギまで自力で行けた。1時間くらい。
・トランギ→トミングリーはLead and Followで行った。

・夕方は生きてる雲か、死にゆく雲か見分けるのに、雲の影を使った。穴が開いてるのはだめ。横から見た厚さも合わせれば、ばっちり雲の状態がわかる。水平距離もはっきりわかるし、大正解。
人間は二次元人間だから、MAPにおとせって言うのは本当だと実感。
あてずっぽじゃなく、確実に良いサーマルに移れた。

7+20飛びました!
史上最長記録です。
でも他のクラブの機体、PGに負けちゃいました。
明日は8時間!300km!


おまけ
フレアは、ストールするまで引き起こすもの。
機体のベーシックな設計が、主輪と尾輪が着いてるときの姿勢がストール迎角になるようになってる。
練習機(特にFRP)は、それよりもう少しあげてもストールしない。
そういうわけなので、「ゆっくり上げれてれば」、どんなに操縦桿引いてもノーズは上がり過ぎないので、安心して、「テールから着く気持ちで」フレアをかけてください。
自然に、主輪と尾輪が同時接地になるでしょう。

[DAY13] FIne DAY ようやくきた!12/11(土)

ABAです。

11日から急に天気が良くなり、
ばりばりと飛んでいます。

自然からのご褒美ですね。


11日は、チームフライトのこともすべて忘れて、
タスクも組まず、GPSもつまず、
フライトを楽しむタスクにしました。

結果、19:20まで飛べました。
6+20です。

今日のポイント
・ストレスは他人からくるのではなく自分で作ってる。(分かっててもコントロール出来ないんだけど)
・基本に立ち返るのは、タスクを減らしてるんでなく、マスターへの道
・タスクに良い悪い、上下はない。そのときどきに適切であるのがBEST
・情報の欠落は、1気づいたら10あると思え

自分の操縦もものすごくよく客観的に見れて、
まえよりうまくなっているのがわかった。
maruさんのサーマリング特訓が活きてる。
・ガチャガチャしない
・ぐっと来たらちょっと戻して、またバンク入れて回りこむ

着陸のとき(アプローチ中)も、ハンガーから迎えの車が来てるのが見えたり、
草も木も、
ランウェイの台形の形も見えて、
見えすぎてびっくりした。

見えたことで、
いかにいままで見えてなかったかがわかった。

いま、だめだな
と思ったとき、意識している部分以外にも、
欠落している部分はたくさんある。

1みたら10あるとおもえ。(ごきぶりか)

12日も良いフライトしてます。
今日(13日)もお天気良いです。
ではまた!

2010年12月10日金曜日

[DAY12] ひさびさソアリングDAY

今日は久々の(初めての?)ソアリングDAY!
トラフは過ぎていく
サーマル7000ft
Hが来て太陽でる
上空ドライ

 …の予報。

実際は、層雲が16時までいて、全然日射は強くありませんでした。
でもサーマルはあります。
コアが安定していて、でも数が少なくて、見つけられたらラッキーな感じ?
高気圧との境目から雲がぱっと晴れていて、
それが近づくにつれ、安定していたサーマルががたがたし始めて、
そのあと、境目ではコンバージェンスラインになっていて、
風上に飛ぶと全部沈下で、境目に平行に飛べば良かったみたい。

境目も、低気圧が強いほうに斜めに新たにラインが出来て、
そっちは雲がぼさぼさで悪かったりで、とっても面白い空でした。

なんでこんなに詳しいのか。
5時間飛んだわけではありません、
3発飛びました笑

行ったかと思ったら帰ってきて、地上がどたばたさせてしまいました。

一発目はfollowで行き過ぎて、チェックがちゃんと入れなかったので、
そういうところだけはしっかりします。


タスクセットも考えて(トランギ、トミングリーを二周)、
気持ち新たに飛んでます。
結局タスクはやってませんが。
浮くのも出来てないくらいだから。

グライダーのタクシーは、速すぎました…

青舌イグアナが29bitchmanにいました。
捕まえて格納庫に持って帰ったのに、
キースが逃がしてやろうとかいって離しちゃって、
残念。。。
ベルギーの方は、見せたら、
「うーん、なんていうか、フリーダムだね」
って言ってました(笑)

2010年12月9日木曜日

開催地変更について決断

ABAです。
開催地変更の件、最終決断いたしました。

4つのOptionが考えられました。

1) ABA Waikerie, Discuss with Shinzo
2) ABA Waikerie, Duo with Shinzo
3) ABA単身 Waikerie, (Shinzo Narromine)
4) ABA Narromine (Flight 継続)

考えた結果、4)Narromineでフライトすることにしました。

決断の経緯として、
現在の状況に関して、以下のように整理がつきました。

・ 競技で意味のあるフライトが出来るほどの技量がない

Narromineで、基礎的な練習をしたいと思います。
なんでも出来ます。

ということで、みんなでNarromineで楽しくグライダーしましょう!
JoyGlideです!

ありがとうございます。

Shnzさん、Nobさん、Noriさん
Soar Narromine Bookingしていたベルギーの方、
Captain,
yamkさん、maruさん
OBの方々
JoeyGlide関係者(CD,instractor)、
キース、annさん

大変多くの方々のご協力のもと、現在準備を進めています。

報告です。

※ブログと同じ文章をメールで送っています。
Bcc:ブログ投稿アドレス

12/9 (木)

サンダーストーム続きですが、夕方4時半頃になると
日射がよわまり、シャワーがなくなるため、
夕方頃に飛びに行ってます。

[DAY7]
飛んで降りるのは良かったけど、
格納庫でnoriが先に帰るというのを、ああいいんじゃない?
なんていってしまった。
CFIが飛んでるんだから、待たなくちゃ。
インシデント。

[DAY8-9]
Noriを後席に乗せて飛んだ。
人に教えるとなると、すごく元気になる私。
うきうきで、楽しく、声張って飛ぶことが出来ました。
Noriは、ニコニコしたほうがいいというのを認識してくれたみたいで、
私にとっても、再認識という意味で良い事でした。

風6〜7m
Lead and followの練習できるかと思ったけど、
私が先行してしまうという失敗をまたやっています。
待ったり、ついてったりするのが、どうも出来ません。
あとどの機体がUPか、わかりません。
折角のチャンスを、自分でつぶしています。

今までイエローカードを5枚もらってます。
・ゲストハウスのベッド脇のコンセント使った
・550mで切った
・Right down wind 入った
・先に帰るのをいいんじゃないって言った
そのあとに、また昨日
・PIのDownwind call聞いてなかった

2枚挽回しています。
・Nob、Noriさんにサーキットの地上練習を教えた
・NoriとDuoで良いフライトした


開催地が変更になりました。
JoeyGlide2010のHPをみれば載っていますが、
Narromine からWakerieに開催地が変更になりました。
WaikerieはNarromineから南西に約1000km、
アデレードの近くです。

3週間前に日程変更があり、またの変更です。
当初の気象の予測より、トラフが居座って、降水量が多かったのでしょう。

コンペティションディレクターからのメールでは、

Optionは3つある。
(1)Narromineでほそぼそとやる。しかし、タスクが全然まともに出せないし、
万が一O/Lになったら、道路が不通なんだから、回収できない。
そもそも競技がなりたたないのではないか
(2)2月に延期。しかし、仕事をしている人は休暇を既に合わせて取っているし、家族のスケジュールもあるし、変更は皆大変。2月の天気もわからない。
(3)Waikerieに開催地変更。Nrromine含め東海岸はwetだけど、waikerieは現在はDRYだし、予報では大会期間の天気も良さそう。安全に、楽しむことが出来る可能性が高い。

色々な検討をした結果、(3)に決定することにした。

JoeyGlideの精神は楽しむことだから、皆さん大変ですが、楽しみましょう。

とありました。
いま、チームみんなで協力しあって、様々なOptionをさぐっています。


Option(1)
ABA,Discus to Waikerie
安全に目的が達成できないので、無し。


Option(2)
Shnz, ABA, Captain, DuoDiscus to Waikerie
・cost大だが、incomeも大
・11日(土)早朝に出発、12日(日)DAY1の昼に到着。
・ABAは18日(日)まで競技にでて、19日、現地からシドニー経由で帰る。
・機体はShnzさんに持ってかえっていただく。
・GUSさんには電話で連絡済み。快諾。複座で競技に出れるように計らっていただけるそうです。
・安全に競技フライトに参加出来る。
・Nobさん、Noriさんのフライトの予定を犠牲にしてしまう(二人は残る)

今後の雨の状況によって、道路不通で行けない可能性、Waikerieも水がたまってしまう可能性あり


Option(3)
ABA to Waikerie
Captain to Narromine(enjoy own flight) or Waikerie
・現在の状態でも実現可能な案
・友達は作れるかもしれない(望み薄?)
・競技フライトは出来ない

Option(4)
all stay Narromine
・Narromnineでフライトする
・安全


お金に関して
まずベースとして、先の日程変更での航空機変更(キャプテン、ABA)にかかったお金は、ABAが負担します。
キャプテンとABAの国内線の変更にかかるお金、宿泊費はABAが払います。
大変申し訳ないことですが、
DuoDiscusをもっていく費用、Waikerieでのコーチング費用、DuoのBOOKING代、Shnzさんの宿泊代についてはShnzさんが負担していただけるそうです。
私も出来る限りのことをするつもりです。


現在、Unkown factor は道路状況とABAのメンタルです。
メンタルが一人前のパイロットになっていなくて、
環境に左右されまくってます。
どうしてもまだコドモです。
なんとか改善できるんじゃないかと、頑張ってます。

また報告します。

2010年12月5日日曜日

[DAY3-7] もう色々!

[DAY3] 550mできっちゃった…
12/1(水)
雨で待機してたら、
15:00に晴れ間!
いまだ、飛べ!行くぞー
ってなって、
計器はメートル計だからあわてて、もう一回確認!
「えーと、250mがNarromineで、550mで、850mで…」
とかやっていたら、何を思ったか(もしくはなにも考えていなかったか)、

550mでパチーッン…
りだーつ!

数秒わからなくて、
あれ?。。。。。気づいて、
「ZZ going Dowwind...」

ここから学んだのは、
・自分のペースが保てない中で、いかに自分のペースを保ち続けるか
・ハードウェアの勉強漬けで、数字とかハードウェアばっかり人間になってしまった。外を見て感じる自分に戻らなきゃ。

こんなことは、競技になったら、いつもだよ!
と言われ、雨で変則的なスケジュールになっているのも、
トレーニングだと思えば悪くはないのかなと思いました。

やっぱり飛べないのはやきもきだけどね。


[DAY4] LEAD and FOLLOW 1回目
まさかの3時間半です!
Lead and follow で後ろにどうつくか、
距離のとり方、ガグルへのエントリー、follow、無線でのコミュニケーションなど学びました。

無線は、「そっちがリーダーね」「そっち?」「いやこっちじゃなくてそっちね」なんて面白いやり取りがありました。
そのあとは、「ZZリーダー」「UPリーダー」と、絶対的な呼び名で呼ぶようになりました。
相対的にそっちこっち言ってるとわかんなくなっちゃいますよね。

本当に同高度でガグルしましたが、バンクきついとつらい!
怖くてスピード120km/hくらい出してました。
(ノーズ見る余裕が無いから、速度切れて失速しちゃうのが怖くて。)

でも速度が相手と違っても、バンクで調整できる(っていうか速度一定、バンクで調整がセオリー)ことはもう知っているので大丈夫!
角速度が同じだったら良いんだもんね。
1)90km/h(=25m/s), 45度バンクで
旋回半径
r=v^2/g tanθ=25^2/9.8=625/9.8=65mくらい
旋回周期
T=2πr/v=2πv/g tanθ=16秒くらい

2)120km/h(=35m/s)で60度バンクで
r=35^2/9.8 √3=1200/9.8 1.73=1200/17=70m
T=2π 70/35=12秒くらい

バンクきついから辛いんじゃなくて、速度出しちゃってるからバンクきつくしないといけなくなってるんだね(笑)。そんなにバンクつけるはずないもんね。
Leaderが90km/h 45度で、私が120km/hで55度くらいだったんだね。
トリムしっかり使って速度管理出来れば、もっと楽に出来るはず。


あとはLeader追い越さないようにしなくっちゃ笑(Leaderが蛇行したのにこちらがしないと、追いついちゃう。)
Leader追い越しちゃって落ちてっちゃったらしょうがないですよねw


そんで最後にやらかしたのが、Right downwindです。
Narromineでは、どのランウェイでもLeft downwindなんですが、
何を勘違いしたのか、自分の意思でRight downwindに入りました。
decidionが、自分の知識とかと別のところに行っちゃってて、そんなことになったんでしょう。
テクニカルな話ではなく、私のメンタルコントロールの問題です。

Jr選手権にでるっていうのにこんな失敗してるって言ったら、
後輩に笑われちゃうと思いますし、
指導してくださってる方も呆れ返っちゃうし、
こんな阿呆な失敗、書きたくありません。
でも、私みたいに下手っぴで失敗ばかりで悩んでるJrJrに、経験を分けてあげたいので書いています。

メンタルのせいで、いくらでも、自分がびっくりする失敗ってあるもんです。
まぁ私は特別失敗多いんじゃないかと思ってるので悔しいやら情けないやらなんですが。

でも今日、また一人前の証のドイツ製グライダーハット、もらっちゃったばっかりです。(羨ましいだろ〜)
でもペケでも書いとこうかな。
そのグライダーハットは賢くて、つばが長いとこと短いとこがあるんです。そんで、ロゴが短いとこに描いてあって、短いとこがセンターだよって言っているんです。
要するに、OUTSIDE見るんだよっていうメッセージです。
つばが短いところにロゴが入っているのが、飛ぶのが中心って感じで好きです。


[DAY5] 涙も土砂降り

昨日の夜色々と考えすぎちゃって、よく眠れなかった。
最近、すっかり自信をなくしちゃって、
昨日はいっぱい飛んだし練習できたのに、
いつもならるんるんで失敗なんて忘れちゃって、
ビール飲んで良い夢見るのに、
なんだか変に考えすぎちゃってるみたいで、
あんまり楽しくない。

泣きながら寝たもんで、感情が飛行場までついてきて、
朝のブリーフィングから泣いちゃった。

社会的なこととか、色々なことをコックピットに持ち込んじゃうと、自分のフライトができなくなっちゃう。自分なんてうんこだ。
でも、飛んだら一人なんだから、Pilot in command なんだから、ちゃんとやんないといけない、うんこだなんて言ってらんないよなぁ。
とかぐるぐると考えてました。

Anyway, 今日はNobuさんがDuoで離着陸練習しにいっているときに、手伝いもせずに私はぐーすか寝られたので、体力回復です。

いっぱい泣いていっぱい食べていっぱい寝れば私は元気になるんです。
1年のときから変わんないねぇなんて言われました。

楽しいことやってるはずなんだから、楽しまなくちゃ。

選手権でコーチング受ける人もいるくらいだから、下手でもなんとかなるでしょう。(とかいって、そうそうあばさんは下手だよねなんて言わないでね笑)
昔から下手なんだから、今に始まったことじゃない。

こんなこと書いてたら、今コオロギがベッドの私の胸の上をぴょんっと踏んづけていった。
コオロギの研究してたから、コオロギにはとっても愛着がある。
顔の前跳ねたんで心底びっくりしたけど、コオロギも元気付けてくれてんだ、と解釈する。

[DAY6] ズボン
12/4(土)
今日は飛んでない。
でも、気分は晴れやか。
いっぱい泣いていっぱい寝たからすっきりしたんだね。

ズボン貸してもらいました。
O/Lしたら、そんな足の出たハーフパンツじゃだめ!といわれましたが、
でも持ってなかったので、貸してくれました。

びっくりなのがサイズが一緒なんですよね。

ただズボンがどうということではなく、
そういうところも、安全意識なんですよね。
甘かったです。
ごめんなさい。
もし一日サンダーストームで飛べない日があったら、
ズボン探しに行きます。

[DAY7] 今日はHAPPY DAY!
今日はひとつもミスなく
(ん、いやちょっとはあったかな?まぁいいか笑)
フライト出来ました。

朝起きてから、家に帰ってくるまで完璧です。
ミスコンで歌ったグライダーの歌まで披露しちゃって、もう最高です。

Jrの大会の最後に歌おうねって話になりました。
そりゃ楽しいね!

2010年12月4日土曜日

[DAY1,2] 雨の合間にFirst Flight!

ABAです。

ようやくフライトの話です(笑)

DAY1は、飛べませんでした。
一日待機で、やきもき。

早く飛びたいなぁ、
7LじゃなくてZZだけど、どういう機体かなぁ
好きになれるかな


今、オーストラリアは大変なことになっています。
雨続きで、サンダーストームが毎日です。
Highが弱くて、トラフがずっと居座るみたい。

雨続きでしけっちゃって、
小麦が全部だめになっちゃったみたい。
もう頭たれちゃって、しんなりしてて、
刈り取りもしないで放置。
刈り取りしてくんないと、アウトランディングの場所が無いんだよね。。。
飛行場にしか降りられないって考えてたほうがいいかも。

雨で練習できないし、スケジュールは変則的だし、
Jrも難しい状況になりそうだし、焦っちゃうね。
小麦はだめになっちゃうし、川はあふれて洪水だし、
。どうなっちゃうんでしょうか。。。

DAY2に16時半頃に、LOWクラウドがなくなって、飛べました!
ZZ一発で好きになっちゃいました。
サンダーストームの合間のど静穏で、2000ftで律儀にきっちゃって、
なあんだ3000ftまでいって練習すんのかと思ったといわれてしまいました。
まぁ確かにそうだなぁ。

アンダーキャリッジの上げるのに手間取って、フライト13分です。
まぁ、つつがなく出来たので、いいんじゃないでしょうか。

2010年12月3日金曜日

夏の天気図

E@98です。
前回投稿分の続きです。
夏のオーストラリアの天気図例です。
こんどは、前回ほど長くはありません(^^;)

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1995~96および1996~97のスポーツクラス競技会の期間の、典型的な夏季の天気図を見てみる。

夏の天気図1

 寒冷前線がAdelaideを通過したところである。東部では北風、西のほうでは南西の風が吹いている。大きな高気圧が南インド洋にあり、気圧の尾根が前線のほうへ向かってきている。前線に先立ち、多少の降雨がある。NSWおよびVictoriaの山岳地帯では雨が降る。




 寒冷前線が移動し、オーストラリアの南東では南西の風になっている。空気の状態は非常に不安定で、わずかに熱せられただけでサーマルが発生する。ただし、接近中の高気圧により5000~8000ftで逆転層ができ、サーマルの高さは限られる。南部では風が強すぎて、巡回タスクには適さない。



 寒冷前線はニュージーランドのほうへ移動し、タスマン海に高気圧の中心がある。このときNSW北部では東~北東の弱い風が吹いている。グライダー飛行の条件は良好だが、この地域の西側部分ではおそらく雲はない。次の前線がオーストラリア西部の南方にあるが、南方に離れているため陸上では風が変わる程度の影響である。



夏の天気図2


 高気圧ははるか東へ移動し、中心が2つに分裂している。風は東寄りになり、弱くなっている。東部地域(Narromine, Lake Keepit)では、北東の風になっている。東のほうでは積雲がよく発達するが、Victoria西部およびSAではおそらく雲がない。ソアリング条件は良好だが、逆転層が存在しているだろう。



 高気圧が離れるにつれて、東部には太平洋から気圧の谷が形成される。この気圧の谷のために北方の熱帯から引きこまれた雨が降る。グライダー飛行地域では、雲底の高い積雲が発生し、東および北東部でサンダーストームに発達することがある。通常は、すばらしいグライダー日和である。次の前線が西オーストラリアの南方にあるが、オーストラリア大陸からは離れている。


 次の高気圧が早く移動してきたため、前線は南へ追いやられている。おそらく前線の影響は、Victoria南部で風向が南西に変わることだけである。グライダー飛行の条件は非常に良いが、NSW中央部ではサンダーストームが発生し、早い時間に撤収することになる可能性が高い。西オーストラリアにある気圧の谷のおかげで、この地域では条件が良い。

2010年11月30日火曜日

オーストラリアのグライダー気象

E@98です。
なんとも迷惑な、ながーい投稿してしまいます。

ABAさんからリクエストがあった、オーストラリアの気象サイクルについての説明です。
原文はこちら:(原文ではPart1, Page75の最下段から)
http://2009.gfa.org.au/Docs/sport/coaching/Further%20&%20faster%20part%201.pdf

誤訳等のCheckをしてもらうためにも原文を一緒に載せるべきとは思いますが、
ますます長くなってしまうので、とりあえず訳文のみです。

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多くのグライダー飛行地域の気象サイクル

 オーストラリアにおけるほとんどのグライダー飛行は、南緯27°~37°の間(DalbyからBacchus Marsh)で行われている。この地域では、気象は亜熱帯性高気圧の影響を受けている。夏は熱帯の空気のために大気が不安定になり、南緯34°付近まで、主に東海岸地域(Sydney)において大型のサンダーストームが頻繁に発生するが、時として内陸部(West Wyalong)まで達することもある。
 ほとんどのクロスカントリーは、Queensland南西からVictoria、南オーストラリアのAdelaideにかけて弧を描く穀倉地帯に位置する、Great Dividing Rangeの内陸にあるクラブやセンターから飛行する。西オーストラリアにおけるグライダー飛行も、穀倉地帯において運航される。オーストラリア内陸部はいずれも、降水量が少ない。
 数多くのグライダークラブが沿岸地域にあるが、この地域からのクロスカントリーは空域、地形、森林および海風により制限されてしまう。これらのクラブのうち、良いクロスカントリーができる可能性があるのは数箇所のみである。
 オーストラリア南海岸の西および中央部は、地中海性の気候である。この地域では夏は長く、暑く、乾燥している。ほとんどの雨は、冬に降る。夏に降る少ない雨は、前線性のサンダーストームによる短く激しい降雨である。
 さらに東および北の地域では、前線が暖かい太平洋からの湿った南東風の影響を頻繁に受けながらDividing Rangeの西斜面を上がるため、夏にもっと雨が多い。
 支配的な高気圧は、季節により移動し、夏は南緯39°、冬は南緯33°付近を中心とする。夏の位置は、南洋からオーストラリアの南にかけての位置である。この地帯は冷たい海であるため、この海の上からの空気にはほとんど湿気がない。一般的に、降雨がもたらされるためには、中~高高度において熱帯の海からオーストラリア北西へ湿気が流入し、前線が発生しなければならない。

:高気圧の空気による乾燥のため、前線の近くを除いて一般的にはほとんど中層雲はない。夏を通して、雲の頻度は変化する。南部の地中海性気候地域においては、11月および12月の約60%の日は積雲が発生する。1月および2月には、約40%の日しか発生しない。さらに北側の地域では、内陸部まで達する南西風の影響により、夏の間中、約60%の日は雲が発生する。
 巻雲は時おり所々にまとまって発生し、対流に影響することがある。しかしながら、巻層雲や薄い高層雲を通り抜けてくる日射により、非常に乾燥した土地の上でソアリングに適した条件となることがある。
 まれに、オーストラリア北部の熱帯の雨に関連する雲が、1週間以上にわたり内陸部まで広がることがある。これは、10年に1回程度である。

 高気圧は、6日周期でオーストラリアの西のインド洋で発生し、東へ移動する。はるか南方、南緯60°付近の南洋では、低気圧が発生する。この低気圧は高気圧と相互に作用し、低気圧と高気圧の間に前線が形成される。この北側部分は通常、オーストラリア大陸まで伸びる寒冷前線である。グレート・オーストラリア湾の海岸線は、この前線を強める傾向がある。
 夏には、低気圧とそれに伴う前線は南方遠くまで移動し、前線の末端部分がオーストラリア南部の海岸線を横切るのみとなる。これらはきわめて弱い前線または前線の南への延長として現れ、気圧の谷となる。
 高気圧、前線および気圧の谷の区域にわたる規則的な動きにより、一定の風の動きのパターンが生ずる。前線の通過とともに風向は北西から南西へと変化する。前線の通過後の風向の変化は、次のようになる。
    南西から南
    南東
    南東から東
    東から北東
    北から北西

 変化が非常に弱く、風の変化およびサイクルの再開によってのみ、前線の通過を知ることができる場合も多い。
 温暖前線は南緯30°~40°の地域ではまれであるが、熱帯低気圧が通常より南方まで移動した場合や、南極の低気圧が通常より北へ移動した場合には発生しやすい。(1年に1回程度)
 グライダー飛行のためには、このサイクルパターンに関連した風向により気象を分析しても良い。

北西からの流れ:前線の前の風である。始めは15ktくらいで、次第に25ktくらいまで強くなる。西側の気圧の谷が深まる。新しい前線が接近するため、風向は北西から始まる。これは急速に起きることがあり、強風や突風によりほこりが巻き上げられて視界が悪くなることがある。空気の源流は大陸の内陸部であり、非常に暖かく乾燥している。北西からの流れにより、雲底12000fr以上となる大規模な対流が発生することがある。しかしながらサーマルの発生は遅く、巡回タスクの妨げとなるほど風が強くなることがある。前線近くでは雲のトップはかなりの高度まで達し、通り雨やサンダーストームをもたらす可能性がある。このような雲から非常に乾燥した空気中への降雨は、地表に達する前に蒸発することがある。このような日のソアリング・コンディションは、きわめて変わりやすい。サーマルが非常に強くなることもあるが、西から広がってくる中層の雲により、早いうちに対流がなくなってしまうこともある。
 このような日のタスクは、主に風の強さによって大きく変わる。300kmまでの高速でのタスクが適当である。あるいは、強い追い風を利用して長い直線タスクも可能であるが、当然ながら長距離の機体回収を行うことになる。前線の配置は通常、北西~南東であり、南方の目的地への飛行は前線性の気象により中断される可能性がある。

南―南西からの流れ:通常は20ktから、24時間以内、時として12時間以内に10ktまで減速する。前線通過直後に大規模な積雲が発生し、通り雨が降る可能性がある。ソアリングのための条件は、通常、前線通過後の日は非常に良い。高気圧前縁の下降気流のため、対流層は5000~8000ftまでに限られる。早朝は低い雲が広がることがあるが、正午までには途切れる。サーマルは逆転層により高度が限られるが、非常に強く、持続性がある。
 初期の強い南/南西からの風は、300kmより長いタスクには適さない。ストリートがはっきりと現れ、これを利用して風に乗ることができる。タスクがアサインされていなければ、これはすばらしい練習になる。南に向かうにつれ雲底は低くなり、その方角への飛行は約80kmに制限される。風に沿った300kmジグザグのタスクが、通常は可能である。

南東―東からの流れ:弱い風で、15ktを超えることはあまりない。前線通過後の2日目までに、新しい高気圧の中心がグレート・オーストラリア湾に発生し、気圧の尾根がBass海峡まで伸びる。このとき海からの空気は、熱せられた地面の上を数百kmも通過して飛行区域に到達する。この段階では前進する高気圧の沈下はまだ強く、5000~6000ftの逆転層がある。適度なサーマルがあり、クラウド・ストリートが現れることも多く、ソアリングの条件はたいてい良好である。早朝に広がる雲は急速に減って薄い積雲となり、午後には完全に消滅することが多い。この空気の流れは数日間続き、日ごとに東寄りに、弱い風となる。対流層は厚くなり、より強く、持続するようになる。
 このような日は、早い時間からほとんど日没まで飛行可能である。高度は限られるものの、日が長く、弱い風が続くため、1000kmのタスクが可能となる。

北東―北からの流れ:10kt程度の微風である。タスマン海上で強い気圧上昇が続けば、次第に北東から飛行地域に流れ込む空気が多くなる。この空気はもともと西太平洋の暖かい海上から来たものであり、数日かけて陸上を通過した結果、湿気を含みかなり熱くなっている。対流層はさらに厚く8000~10000ftまで広がり、サーマルは大きく強くなる。午後にはしばしば雲底の高い大きな積雲が現れ、散発的に夕方ににわか雨やサンダーストームが起きることがある。
 このような日は、ほとんどどのようなタスクにも最適である。しかしながら、サーマルの発生が遅く、非常に長いタスクは行えないこともある。発達しすぎた部分は一箇所にとどまるとは限らないが、このためにさらなる距離を稼ぐことができる。

前線通過と西からの流れ:前線の強さが大きく変化するが、過小評価するべきではない。気圧の谷と呼ばれる、北側の末端部のみが通過する、非常に穏やかな前線がいくつも存在している。これは通常、コンバージェンス・ラインを示す雲や、西北西から南西への風向の変化によって知ることができる。適切な予報と計画を行うことで、このラインを利用することができる。
 強い前線は、40~60ktの南西~西の風を伴う激しいスコールをもたらし、ほこりのために視界は非常に悪くなる。強い下降気流を伴うにわか雨やサンダーストームがある場合もあるが、雲底が低くなることはほとんどない。
 この通過には、20分~1時間かかる。時には前線が分裂し、2時間ごとの間隔で15分ほどで通過する、連続した小さな前線となる。前線の後は、数時間に渡って強風が吹く。(風向は南寄りから北へ変わる)雲はなく、明らかな風の変化を伴う前線もある。また、どちらかといえば温暖前線のように、雲がほとんどないか全くない状態で風が変わり、その数時間後に厚い中層雲の帯が発生し雨が降ることもある。
 前線通過直後の空気は非常に安定しており、サーマルができるようになるまでには数時間かかる。前線が夜間または早朝に通過した場合は、この影響はない。前線が日中の遅い時間に通過する場合は、前線を利用して目的地への最終滑空に十分な高度を得られることがよくある。重要なことは、状況を認識し最も適当な行動をとることである。
 飛行地域を前線が通過することになる日は、前線通過の時刻によりどのようなタスクが可能か決まるため、タスクの計画は難しい。前線の通過が午後2時以後の場合、前線は西側の稜線で一時停滞し、暗くなる少し前に通過する傾向がある。この場合は、かなり長いタスクが可能である。平地の上では、前線は一定の速度で移動する。

シーブリーズ:シーブリーズは、夏はほぼ毎日発生する。内陸の気温が30℃以上の場合、海からの空気が数百km内陸まで到達する。これは様々な形で現れ、気付かないこともしばしばある。海からの空気は冷たく安定しているため、その動向は地形によって左右される。常に、地表の勾配が最小の場所を移動する。
 地形と風の状況によっては、シーブリーズは小型の前線を形成する。この前線は白っぽいもや、時には2段階の雲底がある雲として、見えることがよくある。海からの風は通常は1500~4500ftの高度で、内陸へ移動するにつれて前進速度が増す傾向がある。それよりもずっと高くまで達していたサーマルはその発生源から切り離され、消滅する。
 海からの空気が狭い谷に沿って移動した場合、またはその移動が優勢な風の動きと近い場合には、それまで十分に発達していたサーマルが壊れていくことでわかる。
 海からの空気が到達する約1時間前に、午後遅くになって弱まっていたサーマルが再び強くなり始めることで、その接近を前もって知ることができる。慎重にタスクを選択すれば、この現象をうまく利用することができる。
 一度グライダーが海からの空気の中に入ったら、対流活動がある場所に再び到達することができない限り、最終滑空に入ることになる。時々、海の空気に覆われたターンポイントを往復しなければならないタスクがセットされることがある。海からの空気は前進を続け、グライダーで届く範囲には逃げ場がなくなってしまう可能性があるため、このような場合は特に注意しなければならない。
 気付かれないことが多いが海からの空気による影響として、その前線の動きに平行な穏やかな気圧の波が生じ、海からの空気が到達するよりもはるか内陸までクラウド・ストリートを発生させる。この現象は多くの地域でよく起きるもので、タスクを計画し達成するために有効に利用することができる。

[DAY0] SYDNEYより愛をこめて

S@93です。代理投稿その2です。

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シドニーでのタスク
・VodafoneのプリペイドSIMカードを買うこと
・国内線チェックイン
・TelstraのNextG対応の携帯電話本体とプリペイドSIMカードを買うこと
・おいしいものを食べること
・T/Cの両替
・クレジットカードでキャッシングが使えるかどうかの確認

まず、タスクの前に、
シドニーInternational Terminalには、無線ランがあります。
TelstraかOptusと一時会員契約をして、使います。
料金は面倒だったので調べていません。
PCがなくても、フリースポット(PC付)があるので、ネットが使えます。
日本語も表示されます。(日本語入力はNG)
Domestic TerminalのGATE内には、ワンコインインターネットがあります。PC付。
無料はありません。
Domestic Terminalは、GATEの外は何にもないので、さびしいですが、とりあえず入ってしまえば、すごくいろいろあります。私はMacDonaldの「スナックラップ$2」を買いましたw

・VodafoneのプリペイドSIMカードを買うこと

VodafoneはInternationalの到着ロビーにすぐわかる位置にあります。
このSIMカード、料金は一律でカード本体$10、チャージ$29です。
もらったら、30分〜1時間の間に

レシートに書いてあるPINを入れてレジストレーションしなければならないのですが、
最初私は、30分以内にだと思って、一生懸命やったのですが、できませんでした。なんかどっかのオペレータにつながって、「rechargeは4桁の数字だよ」と言われたけど、PINは4桁じゃなくてもっといっぱいある。

結局Vodafoneのお姉さんになきついて「できないよぉ」といったら、
「あんたばかね、30分待つのよ」といってオペレータの電話をぶちっときっちゃいました。こわ。
また電話かけてみましたが、音楽と自動音声が流れてよくわからず、お姉さんにやってもらいましたw


・国内線のチェックイン

QANTASは、international Terminalにチェックインカウンターを持っています。なので、Internationalからそのままチェックインができるので、時間にも余裕ができます。

先にチェックインだけ済ましといて、荷物も預けて、
あとは好きにしようかな、と思ったら、
チェックインしたら、さぁさぁ乗んなさいとおばちゃんにせかされてバスに乗せられ、気がついたらDomesticのTerminal3にいました。。。
バスはTerminal3のゲート内に着くのですが、出発はterminal2です。

一度ゲートエリアの外に出て、Terminal2にもう一回入りなおします。

・TelstraのNextG対応の携帯電話本体とプリペイドSIMカードを買うこと

運が良いことに、Terminal3のゲートを出る前に、
Telstraのショップを発見しました。
Terminal3にあるんだから、カンタス使わないと行けない…のかな?

プリペイド用の携帯電話は、超安っぽいやつ$40~70と、それ以上のがありました。
安いやつは、ソフトウェアの問題で、インターネットが超遅いらしい。
うーんとなやんで、$99で、インターネットが使えるやつを買いました。
まぁまた海外に行くときも使えるだろうと。

レジストレーションは、また結局できなくて、
戻ってきてTelstraのお兄ちゃんにやってもらいました!w


・おいしいものを食べること

12:30
ここまできても、まだ何も食べていません。
カンタスの朝飯だけです。おなかがすきました。
でもまだ他のタスク優先です。


・T/Cの両替
両替屋さんをあちこちまわりましたが、空港内に両替屋さんは、
全て一回の取引Fix料金で、$5でした。
$400交換しても、$500交換しても、一緒の料金です。
$400で1%にあたりますね。
Westpac銀行がFix $8だそうなので、まぁこんなもんなんでしょう。

色々なショップでもT/C使えるかと聞きましたが、Terminal3の中の総合お土産屋さん「AUstralian Way」しか使えませんでした。
ここは中間マージン無しで、そのままの金額でおつりがもらえました。

まぁここで2回お買い物すれば、交換手数料はなかったんですが、
間違えてTerminal3をでてしまったので出来ませんでした(笑)

結局、T/C買い2%+交換手数料1%分くらいでした。
クレジットカードの時代なのか。。。


・クレジットカードでキャッシングが使えるかどうかの確認

クレジットカードの時代なのか。。。と思いきや、そうでもありません。
どのATMでも、私のUFJのVISAカードは引き出し出来ませんでした。
T/Cちょっとは持っていっておいて正解でした。。。
とりあえずまた試してみますが、
スーパーでクレジットカードついでのキャッシングは出来るか、と聞いたところ、最初は「OK!」とか言っていたものの、
「ああ、ごめん、うちコレ使えないのよ」
といって駄目でした。

私のカードのアカウントの問題かもしれませんね。


・おいしいもの……

15:00
まだ何も食べていません。
もう国内線は15:45です。
うーんと悩んで、結局、MacDonaldの$2スナックラップを食べました(笑)
結局マックかよ!

でも、肉がぱさぱさしているのは、
日本もオージーも一緒でした…
そこまで味一緒じゃなくても…。。肉がんばれょ。。


以上、シドニーでした!

[DAY-1] 結局ばたばたの渡航でした。

S@93です。彼女からレポートきています。向こうは回線が細くて編集がうまくできないとのことで,
代理投稿します。

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ABAです。

2010/11/27、成田より飛び立ちましたが、
大変な搭乗でした。。。

Sさま大変たすかりましたm(_ _)m。。

荷物のパッキングは、一週間くらい前からやっていて、
なるべく無駄がなく、かつ十分であるように、頑張っていました。
(とか言いながらフライパンだけは絶対にはずさなかったんだけど笑)

でも、いかんせん荷物が重い。。。(
(「食料」のタグでも書いてたけど、ウイダーinゼリーなんて2週間分入れてちゃ、そりゃ重いよな…。)

最初35kgくらいあって、いやいやこれはむりっしょって感じだったので、
5kgくらい、いろんなものを諦めたし、また、空港の郵便局で、国際宅急便が出せる&箱も売っているという情報はあったので、選択肢はある、大丈夫、まぁなんとかなる♪という心持でした。

check-in時、なんとスーツケース30kg!

減らしてTRYの、ダメの、またTRYの。
結局、スーツケースは23.2kg、(limit23kg)
手荷物は増えて9kg超だけど、もう時間もないので&一生懸命さが伝わったのか許してもらえました。(limit7kg×1)

オーバー分は国際宅急便でNarromineに送りました。
80size5kgで9040円です。
最短5日で届くそうです。
航空機の荷物で超過するとウン千円/kgするらしいので、まあいいかと。
ウイダーinゼリーはずせないし。。。
(と思ったら、ね。。。…詳細は次のブログで。)

さあて一安心。
お守り係の仕事も終わりましたね、ではいってきまーす、
と、出発の手荷物検査に行ったら、またつかまりました。

今度はバッテリー。
な、なぜここにバッテリーが!?
スーツケースの重量制限で、荷物の大量入れ替えをしていて、入ってしまっていたのでした。

「ちょっとコレ、希硫酸はいってんだけど。」
aba「え、あわあわ」(といいつつSさんに「ちょっと待って」をかける)
aba「前は大丈夫だったんですけどね〜」とかしらばっくれてみる。
「そういわれても希硫酸だからねぇ。」
結局ねばっただけ時間くっただけで、NGはNGでした。

Boading Time19:25なのに、今19:10。やばい!
これで乗れないのは世界一あほだ。

まさに今バスに乗って帰らんとするSさんを呼び戻し、
バッテリーを受け取っていただいた。
「バス間に合うかなぁ!?」といって急いでバス乗り場に向かったSさん、本当にありがとうございました。

私はQF22便間に合いましたが、そちらはバス間に合いましたか(笑)

というわけでNarromineいってきます。

2010年11月27日土曜日

呼ばれもしないのに・・・

あつかましく出しゃばってまいりました、98入部のEです。
そんな奴いたっけ??と思われた方が、けっこう多いかと。(^^;)

このたび、ささやかながらABAさんの挑戦のお手伝いをさせていただけることに感謝します。

私が何をやろうとしているかといいますと・・・
GFAのサイトに、"FLYING FASTER and FURTHER"
というDocumentがあります。
グライダーのクロスカントリーや競技のための、参考書のような内容です。
これを和訳してみよう!と。

合計130ページくらいあるので、大会までに全部は無理ですが
部分的にでも彼女に見てもらって、何かの参考になれば良いな、と思っています。
訳ができたらこのBLOGにも投稿しますので、
皆様、容赦なくつっこみを入れてくださいませ。

よろしくお願いいたします。

Westpac銀行 アメックス T/Cの現金化手数料

Westpac銀行でのアメリカンエキスプレス T/Cの現金化手数料は、
固定で$8だそうです☆

一枚当たり…ではなく、
一回当たりですよね??
そうすると、今私が持っている$400($200×2)を現金化すると、
2%の手数料になりますね。
かなり大きな額を交換しないかぎり、あまりお得とは言えませんね。

フレキシビリティを考慮すると、
クレジットカード、デビットカード、国際キャッシュカードに軍配があがりますね。

小切手の時代は終わり、カードの時代ですか。

-------------
Dear Ms Hashimoto

Thank you for your email asking about cashing Travellers Cheques. We welcome the opportunity to assist you with your enquiry.

There is a flat fee of $8 to cash American Express Australian Dollar Travellers Cheques.

Ms Hashimoto, you can cash American Express Australian Dollar Travellers Cheques within any Westpac branch or American Express location in Australia.

Visit the Westpac website to locate a branch:
http://www.westpac.com.au/locateus/

Ms Hashimoto, we trust this information is of assistance. Should you have any further enquiries, please contact us via email or call Telephone Banking on 132 032 if you are calling from within Australia or on + 61 2 9293 9270 if calling from overseas (available 24 hours a day, 7 days a week) and one of our Banking Representatives will be happy to assist you.

Yours sincerely

Debra Lockhart
Banking Representative
Westpac Banking Corporation
Email: online@westpac.com.au

夜な夜な応援してください

えへへ

2010年11月26日金曜日

O/Lごっこ

いざ、O/L(アウトランディング)しちゃったら、どうしよう!?

というモヤモヤを解消すべく、
キャプテンとO/Lごっこをしてあそびました。

******************************
今日は350° 7kt
taskはgilgandra-coonamble-Nevertire

キャプテンが帰社している間に、

(degree表記)
-31.270665
148.430636

に降りました。

----メールで--------------------------
O/Lしました。

私と機体は無事です。
怪我もありません。

-31.270665 S
148.430636 E

Gilgandraから、Coonambleに行く途中でounlandingしました。
Coonamble寄りかな。
川より西側のパドックです。
あんまり木は生えてないんですが、真ん中にちょろっと木の生えてる部分があります。
------------------------------

Telstraの携帯だったら、日本語打てないですね。
まぁ繋がるんだったら、電話すればいいし。
数字だけメールすればね。

カーナビの言うことには、120km 3時間くらいかかるそうです。

日没になっちゃうよ(=□=;)
民家がみつからないよ
おなかがすいたよ
暗くなってきたよ

ということにならないようにしたいですね(^^;)

更にキャプテンが夕食を食べている間に、
-32.501003,148.007405
に降りたりして、色々やってます。
行きにくそうな場所に降りてます。

明日発つんだよな…
ちょっと時間的にやばいときほどブログかいてみたりしてww

S@93です。

ちょっと飛行と薬について書いておきます。

航空法には
第七十条  航空機乗組員は、酒精飲料又は麻酔剤その他の薬品の影響により航空機の正常な運航ができないおそれがある間は、その航空業務を行つてはならない。

という記述があり,当然ながらお酒やヤバい(?)薬を飛行前に服用することが禁じられています。
じゃぁ,具体的になにがだめなのか?ということについて調べてみました。
(実はすっかり深みにはまってさらにわからなくなってます)

重要な注意:
私はもちろん航空医学の専門家ではありません。下記は素人による調査です。具体的な服用の判断はしかるべき機関なり航空身体検査医に相談すべきことです。
この文書は,あくまで以下の目的のために記しておくものです。
  1. 国内外の基準を知り,知識を増やす
  2. うっかり飲んじゃだめ,という事実を再確認する
  3. 根拠をはっきりさせる
と,長い前置きをしたところで,本題です。

航空身体検査について,Web上の資料をあさったところ,財団法人航空医学研究センターにさまざまな審査基準などの記述がありました。
とくに薬と飛行に関して述べられている文書として,薬と飛行~薬を飲んでも飛べますか~がありました。

上記にはJAR,FAAの基準について引用があり,
  • JAR: 原則禁止だが,許可するものあり
  • FAA: 米国食品薬品管理局(FDA)が認可している薬剤は原則OK。ただし,指定がその旨を証明書に記載し,副作用の無いことを証明しなくてはならない。禁止薬剤のリストがある。
  • 日本: JARと同じく原則禁止
であると書かれています。FAAで許可される薬のリストは下記が基準であるようです。
FAA Accepted Medications | Updated 7/12/10

「原則禁止」である日本とはそもそも事情が異なりますが,ざっと眺めてみると,「許可」とはいっても case by case basisといった表現が目立ちます。素人判断はするなよということでしょう。
いわゆるOTC薬(Over The Counter Medicine: 処方なしで薬局でもらえる薬)についてもきちんと文書があります。たとえば,解熱鎮痛薬のアセトアミノフェンやアスピリン,コーヒーや紅茶チョコレート(!)などは,許可されているようです。(注: 日本ではありません,FAAです!)

ただし,
  • If an illness is serious enough to require medication, it is also serious enough to prevent you from flying.
  • As a pilot, you are responsible for your own personal "pre-flight." Be wary of any illness that requires medicine to make you feel better.
というように,自己責任を強調する表現があります。「薬のまないとだめなら,そもそもやばいんじゃないの」って,至極もっともだと思います。

さて,日本ですが,「原則禁止」と言いつつ 第二世代効ヒスタミン(H1ブロッカーって奴でしょうか。)
は許可される場合もある (http://www.aeromedical.or.jp/check/qanda.htm#4Q7)といった記述もあり,よくわかりません。これだけが例外なのでしょうか?もう少し詳細な資料が必要だと感じました。

もちろん,世の中の薬全てを網羅することは不可能であるにせよ,スポーツ航空に参加する自分としては,もう少し分かりやすい,あるいは具体的な詳細基準が欲しいところです。(せめて相談窓口でも。)

極端な話,少し食べすぎて胃がもたれるからといったとき,プーアル茶は?ジアスターゼは?乳酸菌サプリは?生薬系は?などと気にすると,それこそ夜も眠れません。これじゃぁ,胃もたれじゃなくって寝不足で飛べなってしまいます。(笑。

まぁ,何にせよ生兵法は禁物です。(ながなが書いてそれが結論か,,という。。)


2010年11月25日木曜日

携帯電話プラン決定


GSMの方が良いといいましたが、
オーストラリアでは、Telstraの「Next G (3G 850MHz)」というエリアの方が広いんだよね。
Wikipedia[テルストラ]
右の画像がエリアです。

通信網を使えるかどうかは、ハードウェアの問題です。
Next Gの通信網を使える機種は、日本だとドコモの携帯では対応しているものもあるようです。
Wikipedia[WORLD WING]

あと、この通信網はTelstraという会社の通信網ですから、
Telstraが出している携帯電話は、大抵対応しています。
シドニー空港のテルストラ
テルストラONLINEショップでのprepaid mobileラインナップ


結局、ふたつ試すことにしました。

1) Sydney Airport International Tarminal ArriveのVodafoneショップで
既に持っているGSM対応の機種+Vodafone のプリペイドSIMカード

2) Sydney Airport Domestic TarminalのTelstraのショップで
Next G(3G850)対応の機種+TelstraのプリペイドSIMカード

を購入いたします。
リスク軽減&比較検討のため。

使用感はまたレポートしたいと思います。

現地での携帯電話について

ちょっと話題に上がったので、書かせていただきます。

現地で使える携帯電話は、
万が一O/L(アウトランディング)したとき、必要となります。

地上に降りてしまってからでは無線も通じないので、
携帯電話を持っていないと、誰も迎えに来てくれません!!


現地でケータイを使うためには、いくつか方法があります。

まず、ケータイは「SIMカード」と呼ばれるものを刺して、初めて使えるようになります。
日本の皆さんは普段、「日本国内の」「月払いの」SIMカードを使っていることと思います。

現地で一時的に使うためには、
「オーストラリアの」「プリペイド(定額先払い)の」SIMカードが必要です。


皆さんが今使っているケータイで「海外対応」とされているものは海外で使えますが、日本国内からローミングするので、国際電話並みの料金がかかります。
かつ、通信網は大きく分けて
・ GSM 900/1800ネットワーク(古い)
・ 3G 2100ネットワーク
・ 3G 850ネットワーク(新しい。エリアも広い!)

がありますが、3G 2100ネットワークしか使えないものもあるそうですので注意。
都市部では3G 2100ネットワークが主流ですが、オーストラリアの田舎ではいまだGSMしかないです。
観光には3Gで十分ですが、田舎でグライダーやるにはGSM対応が不可欠です。
もしくは、3G 850も大丈夫です。
しかし、これはオーストラリアではTelstraだけで、
2010年時点で割と新しい通信方式なので、古い携帯電話機本体では、対応してません。

また、オ-ストラリアでは通信網を持ってる会社は3社あって、(日本のDOCOMOみたいなもん)
Vodafone, Telstra, Optus です。
各社のGSMエリアを画像で載せておきます。
このサイトより転載。
左からVodafone, Telstra, Optusの順。Narromineは左下。
海外では相互の通信網をローミングしあうことは結構普通だそうです。
VodafoneのSIMを買っても、Optusなどの通信網は、ローミングで使えます。
(ケータイ本体の対応状況は要Check)













つまり用意しなければならないのは、
GSMネットワークが使える ケータイ電話機本体 and SIMかーど。

本体とSIMセットでレンタルするか、SIMだけ買うとか、本体買ってあとでSIM買うとか。
私は、今回ご好意で、使える本体をGETしましたので、プリペイドSIMカードだけを買うつもりです。

・ 現地のローカルなSIMカードを現地で買う。
・ Global SIMなるものを買う

Global SIM : どこの国の通信網でもローミングできて、かける料金はどこでも一律。ただ、コールバック方式という面倒な方式であることと、このSIMの所在はイギリス(など)なので、この電話にかける人はイギリスまでの国際電話をかけなきゃいけない。個人で相互に掛け合う可能性があるときは、相手に迷惑がかかるので向かない。世界中を飛び回るサラリーマンの2台目ケータイ用と言ったところ。

個人使用なら、現地のSIMが良いです。
プリペイドで使わなかった分が戻らないくらいは、勘弁しましょう。


シドニー空港の到着ロビーにVodafoneの窓口があるようです。
SIMカードはそちらで買う予定です。

ちょっと検討しなおすかもですが、とりあえずこれでしめます。

2010年11月23日火曜日

秘密兵器


→→→
→→→

秘密兵器です。

お金の持って行き方

オーストラリアに限って詳しく調べました。

現地で生活するにあたり、現地の通貨が必要なわけですが、
現金(Cash)を買う以外にも、色んな方法があります。
換金の仕方によって、マージンとしていくら取られるかの「手数料率」が違ってきます。
換金の際、実際に払うお金としては、「為替レート」+「手数料率」となります。

例)1AUD = 84円, 手数料率+3% 
→ 100AUDが欲しいとすると、100×84(1+0.03) = 8652円払う。(内手数料252円)

(実は為替レートにも違いがありますが、そんなに大きく違わないようなので、目をつぶります。)

以下にまとめました。
間違っているところがありましたら、是非ご指摘ください。


---------------表記-------------------
オーストラリアドル:AUD
現金:Cash
トラベラーズチェック:T/C
※T/Cには、円建てとAUD建てがある。説明は略。
クレジットカード:CreditC
デビットカード:DebitC (※5)
VISAデビットカード:VISADebitC (※5)
国際キャッシュカード:ICashC

Good or Bad
---------------------------------------



---------------手数料率比較-------------------
どこで  何する                     手数料率     補足

日本で  円 Cash → AUD Cash           +10%位
現地で  円 Cash → AUD Cash           +5%位
日本で  円 Cash → AUD T/C            +2%        ※1
日本で  円 Cash → 円 T/C              +2%        ※1
現地で  AUD T/C → AUD Cash           +0~3%     ※2
現地で  円 T/C → AUD Cash            ??未調査

現地で  新生銀行のICashCでCash引き出し     +4%
現地で  CITIBankのICashCでCash引き出し   +3%+210円/回
日本で  現地口座開設(ANZ銀行)           +4500円
日本で  現地口座への送金(ANZ銀行)        +2円/AUD(2.5%位)

現地で  CreditCでCash引き出し           +1.63%+利息約1.5~3%+現地ATM手数料   ※3
現地で  CreditCでShopping             +1.63%     ※6   
   
現地で  楽天銀行(※4)のVISADebitCで引き出し +2.94%+年会費1000円+現地ATM手数料
現地で  スルガ銀行のVISADebitCで引き出し    +1.63%+210円+現地ATM手数料
現地で  スルガ銀行のVISADebitCでshopping  +1.63%


※1 シドニーでも、T/Cが使えるお店は少ないらしい。Narromineではもちろん、銀行以外では使えない。使えるのはシドニー空港の一部でのみ。(Soar Narromineへのフライト料支払いはOKだが、事前に銀行振り込みしたほうが便利だろう。)よって、T/Cは、結局Cash化する必要がある、と認識して欲しい。

2009年7月に、1%から2%に軒並み値上げ。。。 参考サイト

※2 自分が持ってるT/Cの発行会社と換金場所によって、手数料率が大きく違う。
T/Cの発行会社の詳しいことは
トラベラーズチェック(Wikipedia)を参照。
T/Cの発行会社は、2010.11現在日本で買えるのはアメリカン・エキスプレス(アメックス)のみ。
カジノ 、アメリカン・エキスプレスの窓口(WestPac銀行内など):手数料無料

ANZ銀行:4~5ドル/回?(無料と言っているサイトも有)
その他銀行、両替商:+3~4%くらい?

※3 VISAでは、「+PLUS」マークのついているATMで引き出しが出来る。日本円建ての預金から、必要な分だけおろせるのがメリットである。キャッシング扱いなので、月一回の引き落としの時までの利息がかかる。実質年率18%の利息で借りるとすると、ちょうど一ヶ月で約1.5%(日数によって変わる)。手数料1.63%+利息1.5%=3.13%。利息は1~2ヶ月分を想定して、1.5~3%くらい、として概算を出した。
ATMの使用方法練習
Narromineの街中にも、+PLUSのATMは2台ある。
ATMの場所(Australia, PostalCode:2821と入力。)

※4 旧イーバンク銀行。

※5 デビットカードについて。デビットカードは、預金がなくてもキャッシング出来てしまうクレジットカードとは違い、預金から即引き落としされるカード。海外では、スーパーなどで使える。Cashをたくさん持ち歩くより安全であるとされている。
日本の銀行口座を持っていて買えるデビットカードは、「Visaデビットカード」と「J-Debitカード」がある。J-Debitは、UFJ銀行などでも買えるが、日本国内でしか使えない。
海外で使えるVisaデビットカードは、楽天銀行(旧イーバンク)かスルガ銀行で作れる。
Visaのほか、Masterなどもあるが、日本では買えないので割愛する。
ショッピングとキャッシング(引き出し)で若干のレートの違いがあるが、レート基準は公表されていないので、影響があるかどうかなんともいえない。
例)スルガ銀行
・カードショッピング ― VISAが決める基準値の1.63%上乗せ
・キャッシング    ― VISAホールセールマーケットレートの1.63%上乗せ

※6 レートの基準は分からない。少し高めかもしれない。
---------------------------------------------------

Visaデビットカードは日本で作れることを直前まで知らなかったため、作れなかった。

クレジットカードは手数料も悪くないし、円建ての預金から必要な分だけおろし、現金を持ち歩かなくてもいいところが魅力。
Narromineのスーパーでも使える。
しかし、やはりT/Cの方が安いし、食費などを割り勘するためには結局現金が必要。

で、結局、私の選択は、

AUD建てT/Cで1000AUDくらい持っていって、現地のアメリカン・エキスプレスの窓口で全て現金化。
大量の現金を抱えておどおどしつつ、過ごす。
足りなそうだったら、Visaクレジットカードで、+PLUSのATMで現金をおろす。
Visaクレジットカードでスーパーでの支払いをしても良い。


以上!
色々調べて結局これかい(笑)

2010年11月22日月曜日

気合いと心の声

○○と△△は絶対ドロップアウトしないぞ!

(××は、ちょっと…見なかったことにしよう……)

2010年11月21日日曜日

金曜日はハマ女スタイル☆

ABAです!

金曜は前日から徹夜で作業と週一ミーティングと報告会とラジオ…
と、とても忙しい日でした。

新しい銀行口座を急遽作らなきゃいけないのですが、
ちょっと時間がなく。。。

金曜の報告会で、オーストラリア行きが許されるか、
許されないけど勝手に行くか(笑)、 (結局行くんだけど)
決まる感じだったので、頑張りました。

結果、
「一週間で修士論文の3章を書いて、 その裏付けを実機実験で取れば、」
オーストラリアに行って良いそうです☆
やったね!

……( ̄□ ̄;)


快いのか、どっちなのか(笑)。
ま、とりあえずやるっきゃない!
先生が笑顔だったのでよしとしましょう(笑)


゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚

さて、またラジオ生放送に出演させていただきました。
2度もお邪魔しちゃってすみません☆

2010/11/19
文化放送「白バラ
19:00~21:00
ハマ女コーナー

今回は、
・ 競技の話
・ パイロットマインド
の話をしました。

実は、こないだこのブログに書いたことなんですが( ̄▽ ̄;)(笑)
まぁ、いいじゃないですか、ネタの使いまわし。(笑)

・ オンラインコンテスト(OLC)
の話もしたかったのですが、時間が足りませんでした(>_<)
グライダーだってハイテクなんだぜ!と言いたかった…(+´∀`)☆ミ
ちょっと説明しておくと、グライダーの飛行軌跡は、GPSでGETできます。
それをパソコンで動画で再生したり、
速度とか上昇気流での上がり具合とかを解析することもできるし、
GPSデータをオンラインコンテストのサイトへアップロードすれば、
世界中の人と、フライトが共有できるんです!

オンラインコンテストのルールで、自動的に点数がつけられるので、
ぜんぜん違う場所、時間で飛んでいても、
「あいつにゃ負けないぜ!」と、勝負することができます。

グライダーもインターネットで通じあう時代なんですね。


さて話がずれましたが、
このラジオでのしゃべりの音声ですが、
仕事の早いy.s.さんが、またまた貼りつけ用音声を作ってくださいましたので、
是非聞いてください☆

2010年11月16日火曜日

競技ルール(その2)

S@93です。ルールの続きです。

[
SCORING
Will be as per National Scoring System using the See You Program.
得点の計算
National Scoring Systemによる。See You プログラムを用いて行う
]
[
PROTESTS
Refer to National Rules.
抗議
National Ruleを参照のこと。
(訳注: 読んでおきます。)
]
[
VEHICLES
Vehicles must have a permit from Narromine Council to be driven on the airfield. Permits will be available for issue at registration. Vehicles may be driven on the airstrips only when towing a glider. All vehicles without a glider in tow are to use the perimeter roads. Crew vehicles must carry their glider registration letters on a rear window.
車両
車両は,Narromine Coucil (ナロマイン評議会?) から,空港内走行の許可(許可証?)を受ける必要がある。許可証は登録の際に入手できる。車両が滑走路内を走行して良いのは,グライダーを牽引する場合に限る。グライダーを牽引しない車両は周辺道路(perimeter road: 滑走路の周りにあるんでしょうか?)を走行する必要がある。クルー車両は,自分たちのグライダーの登録レターをリアウィンドウに掲示しなければならない。
]
[
MAPS
The WAC 3356 (Bourke) and 3457 (Canberra) 1:1,000,000 cover the contest area.
WAC 3356 (Bourke) と 3457 (Canberra) の1:1,000,000図が競技地域を含む。
]
[
AIRSPACE
Narromine is a non towered aerodrome and the standard non towered aerodrome procedures apply. Read the official documents CAAP 166-1 (0), CAAP 166-2 (0) and the GFA Ops Directive No. 1/10 which can be accessed from the NGC website homepage. The CTAF for Narromine is 126.7 and Dubbo is 134.0, please note the carriage and use of a radio is mandatory for flights in the vicinity of Dubbo.
空域
Narromineはタワー無しの飛行場であり,通常のタワー無し空港のオペレーション手順(standard non towered aerodrome procedures)が適用される。公文書 CAAP 166-1(0) CAAP 166-2(0),GFA 運用指示(GFA Op s Directives)No. 1/10 を読んでおくこと。これらは,NGCのホームページからアクセスできる。
NarromineのCTAFは周波数126.7であり,Dubboは134.0である。Dubbo周辺の飛行では無線の携帯と使用が義務であることに注意されたい。

(訳者の補足)
]
[
RADIO FREQUENCIES
All aircraft flying from Narromine must be equipped with a serviceable VHF radio which must include all of the following frequencies. Launch and within Narromine CTAF 126.7 Start 122.9 Gaggle/safety 122.7 Finish 126.7 Emergency 121.5
無線周波数
Narromineを飛行する全ての航空機は下記の周波数を含む,動作可能なVHF無線機を装備しなければならない。
発航(Narromine CTAFで行う): 126.7
スタート: 122.9
ガグル/安全確認 122.7
フィニッシュ 126.7
緊急用 121.5
]
[
RADIO PROCEDURES
a) Ground operations – monitor CTAF frequency 126.7 on a hand held radio when marshalling or returning to tie down area.
b) Launching - CTAF frequency 126.7 used for launching and while &lt 5000ft AGL and within 10nm(20km).
c) Starting - Change to Start frequency 122.9 when above 5000ft AGL. Remain on Start frequency until clear of starting area – within 20 km of Narromine Aerodrome. Gate open times will be broadcast on 126.7 and 122.9. Start calls from pilots are not mandatory however pilots may transmit their start details to their crew on 122.7 when clear of the starting area.
d) En route - All pilots should monitor the gaggle/safety frequency 122.7. Use of this frequency is mandatory when entering or near gaggles or flying with or near other gliders when outside the above defined areas.
e) Finishing should be on 126.7 with inbound calls at 20 km and 10km from the centre of the airfield. Use normal CTAF radio procedures when in circuit to land.
無線使用手順
a) 地上運用
機体整列時とタイダウンエリアに戻る際にはハンディ無線機でCTAF周波数
126.7をモニターすること。
b) 発航
発航中,および5000ft AGL以下,10nm(20km)以内ではCTAF周波数(126.7)を使用する。
c) スタート
5000ft AGLを超えたらスタート周波数122.9に変更する。スタートエリア, すなわちNarromine飛行場から20km以内,を出るまではスタート周波数にと どまること。スタートゲートオープン時刻は126.7と122.9で一斉配信される。 パイロットからのスタートコールは義務では無いが,スタートエリアを離れた際に122.7でクルーにスタートの詳細をレポートしてもかまわない。
d) エンルート
全てのパイロットはガグル/安全周波数122.7をモニターすべきである。ガグルに入るとき,ガグル近辺を飛行するとき,他のグライダーと一緒にまたは近くを飛行する場合には,上記に定める区域を除き(訳注: たぶん,スタートエリアのこと,20km以内,5000ftAGLは除くという意味だと思われる: 要確認) 必ずこの周波数を使用すること。
e) フィニッシュ
フィニッシュは,周波数126.7において,飛行場中心から20kmと10kmで帰投 (inbound)コールを行う。着陸場周を行う際には通常のCTAF無線手順を用いること。
]
[
MARSHALLING
Launch order and take-off direction will be notified at briefing. Aircraft not marshalled when launching is about to commence will be held until launching is completed. There will be no marshalling while launching is in progress.
機体整列
発航順序,離陸方向はブリーフィングで通知される。発航直前で整列していないグライダーは全ての発航終了まで待たされる。発航が行われている途中での機体整列は行われない。
]
[
LAUNCHES
Launches will be by aerotow. Tow tickets will not be issued. An aerotow to 2000 feet will cost $50.00. An account will be held for each competitor. Competitors must fix up their flying account before leaving Narromine. Pilots will be responsible for their own release checks. Release checks will not be provided on the grid or during the launch.
発航は航空機曳航で行う。曳航チケットは発行しない。2000 feetへの曳航は料金$50.00である。競技者毎に一つ口座(?)が用意される。競技者はNarromineを去る前に自分の口座を精算しなければならない。パイロットは自分のレリーズチェックに責任を持つ必要がある。発航中のグリッドではレリーズチェックは行われない。
]
[
OUTLANDINGS, SEARCH AND RESCUE
SAR action will be taken at last light plus one hour eastern standard summer time (ESST) if the flight office has received no outlanding advice. To avoid unnecessary SAR action, competitors must ensure that the competition office has received (and acknowledged) their outlanding.
アウトランディング,捜索と救難
東部標準夏時間(ESST)の日没から一時間がたって機体からアウトランディングのアドバイスがない場合,捜索救難(SAR)行動が開始される。不必要な捜索救難行動を避けるため,競技者は,競技事務局が確実に自分たちのアウトランディングについて受信(そして了解)できるようにすること。
]
[
FLYING PRIOR TO COMPETITION PERIOD
Outside the competition period, gliding operations may be conducted at Narromine Aerodrome under the control of the Narromine Gliding Club and all arrangements should be made through the club.
競技時間以前の飛行について
競技時間以外において,Narromine飛行場ではNarromine Gliding Clubの管轄のもと,グライダーオペレーションが行われる可能性があり,飛行の準備計画などはすべて当該クラブを通じて行われなければならない。
]
[
RETRIEVES - AEROTOW
The availability and cost of aero tow retrieves shall be by arrangement with the Tug Master and authorised by the Competition Director. The competition office is to be notified prior to the tug aircraft leaving for a retrieve. The tug pilot retains the right to reject an aerotow retrieve if on arrival he believes that the site is unsuitable for the current conditions. In such cases, the glider pilot will be responsible for the cost of the flight. Aerotow retrieves will not be available on days of total fire ban.

リトリーブ 空路
エアリトリーブが可能であるかどうかと,リトリーブにかかるコストは,曳航主任(Tag Master)の準備(訳注: 訳語ちょっと外しているか?arrange)と競技管理者の認可による。曳航器がリトリーブに出発する前に競技事務局に通知が無ければならない。曳航器のパイロットは,アウトランディング場所に到着した時点で,その場所が現況ではエアリトリーブに不適切だと判断した場合,リトリーブを拒否する権利を持つものとする。そのような場合,パイロットが当該フライトのコストを負担する。火気使用全面禁止の日(days of Total Fire Ban)にはエアリトリーブは利用できない。
]

[
RETRIEVES – ROAD
Crews must notify organisers of road retrieves before leaving the airfield.

リトリーブ 陸路
クルーは陸路での機体回収に出発する前に,競技主催者に通知しなければならない。
]

[
FACILITIES
Oxygen filling will not be provided. Workshop facilities will not be provided. There will be no hangar space available.

施設
酸素充填施設は提供されない。作業施設(? 講習会系じゃないよな)は提供されない利用可能な格納庫スペースはない。
]
[
Tie DOWN AREA
The tie down area will be marked out but there will be no allocation of a particular space for each sailplane. Competitors are to bring all necessary tie down equipment. Stakes, if used, are to be driven in flush with the ground. Please avoid the underground water pipes in the tie down area. Trailers are to be tied down in the designated area.

係留エリア
係留場所は線(?)でマークされているが,それぞれの機体毎に場所が配置されているわけではない。競技者は必要な係留装備を全て持参すること。もし,杭を打つ場合,地面と並行に近く打つ事。係留場所の地下水道管を避けて頂きたい。トレーラは指定地域に係留すること
]
[
CATERING
Moderately priced dinners will be available most evenings. Wine, beer and soft drinks will be sold under the club's liquor licence. Other alcohol is not to be consumed on the premises.

仕出し,というか飲食の提供
そこそこの値段(?よーわからんけど)のディナーがほぼ全ての晩に提供される。ワイン,ビール,ソフトドリンクもクラブのアルコールライセンス(?the club's liquor licence)に従って提供される。それ以外のアルコールは敷地内では提供されない。
]

[
Issue: 3 August 2010
2010 8月3日発行
]

-----------------
長くなりましたが以上です。誤訳,勘違い,より良い訳文がある,など何でもご指摘ください。可能な限り反影します。

あと,取りあえず急いで投稿したので,ベタ文で読みづらいですね。こちらはぼちぼち修正,,,する_かも_しれません。(^^;;



競技ルール(その1)

S@93です。

少し前の記事になっちゃいましたが,ABAさんがわかり易い説明でグライダー競技の説明をしてくれました。変わって「業界人向けに」今回の大会の競技ローカルルール(リンク先のlocal rules)の拙訳を乗せておきます。

下記にも有りますが,競技はGFA(Glider Federation of Australia: 豪グライダー協会)の競技ルールというのにそって行われます。これが大本のルールです。下記に乗せるのは,今回の競技会に関わる補足事項です。

「じゃぁ,大本の読まないとだめじゃん」と思った方。その通りです。
仕事が進んでないだけです。すみません。

誤訳,勘違い,もちろん存在しているでしょう。自信あります(笑)。でも,
  1. ABA ちゃんに読んでもらう。
  2. さらすことで間違いを指摘してもらう
ためにあえてさらします。英文と併記します。英文はコピーしましたが,間違いの可能性はnon-zeroです。正確を期する方は原文をご参照ください。

----------------------------------------------------------------------------

2010 AUSTRALIAN JUNIOR GLIDING CHAMPIONSHIPS
NARROMINE - 11 DECEMBER – 18 DECEMBER 2010
[
ORGANISERS
The organisers of the 2010 Australian Junior Gliding Championships are the Australian Junior Gliding Club.
主催者
2010 Australian Junior Gliding Championshipsの主催はAustralian Junior Gliding Clubが行う
]
[
LOCATION
Narromine Aerodrome, NSW, Lat 32 13.033 S Long 148 13.417 E.
Elevation 782 feet.
開催場所
Narromine 飛行場 NSW, 緯度 32 13.033 S,経度 148 13.417 E.
標高 782 feet
]
[
DATES
Practice day and registration Sat 11 December 2010
Competition period Sun 12 Dec 2010 – Sat 18 Dec 2010
Presentation Dinner Sat 18 December 2010
日程
練習と登録 2010 12/11(土)
競技 2010 12/12(日) - 2010 12/18(土)
Presentation Dinner 2010 12/18(土)
]
[
AGREED ISSUE OF RULES
The agreed issue of the rules is the Australian National Gliding Rules published on the GFA website. These local rules provide additional guidance for locally specific conditions. Where there is a conflict the Australian National Gliding Rules will take precedence
協定ルール
協定ルールは,GFAのwebsiteに発行された,Australian National Gliding Rules であるものとする。このローカルルールは,この競技にのみ関係する条 件に対する追加的な指導項目である。Australian National Gliding Rulesと 矛盾がある場合は,Australian National Gliding Rulesが優先される。
]
[
Registration
All pilots are required to complete and sign the registration form and pay the entry fee before flying on the 11th December 2010. The Organisers reserve the right to charge an additional amount to each pilot to cover the cost of increased Tug Ferry Charges and any other obligatory charges or levies which may arise from time to time.
登録
全てのパイロットは,2010/12月11のフライト前に登録フォームへの全ての記載 とサイン,エントリー料金の支払いをしなければならない。主催者は,個々のパイロットに対して,時に応じて生じる可能性のある追加のタグ,フェリー料金や,その他の支払いを課す権利を有する。
]
[
HANDICAPS
Handicaps are as for the Club Class competition and published on the GFA and Joeyglide websites. No water ballast is permitted.
ハンディ
キャップハンディキャップは,GFA/Joeyglideのwebsiteで発行されたClub Class競技のものとする。 水バラストを使用してはならない。
]
[
Briefings
A compulsory initial briefing and safety briefing for all glider pilots, and crews will be held at Narromine Gliding Club at 0930 hrs on Saturday 11 December 2010. Pilots who miss this meeting must contact the Contest Director or his delegate before taking a launch. Daily briefings thereafter will commence at 1000 hrs unless otherwise advised by notice board.
ブリーフィング
全てのパイロット,及びクルーを対象とした,参加必須の安全ブリーフィングが 12/11(土曜) 2010 の0930からNarromine Gliding Clubにて行われる。このミーティングに参加できないパイロットはコンテスト管理者か,パイロットの委任した者(訳注: 代わりに会議でた人?)と離陸前に連絡を取る必要がある。その後のdailyブリーフィングは,掲示板に他の連絡がある場合を除き,1000から開始する。
]
[
Tasks
A combination of Fixed and Assigned Area Tasking will be used.
固定タスクと,Assigned area taskの組み合わせが用いられる。
]
[
TURNPOINT LIST
The turn point list can be downloaded from the Worldwide Turnpoint Exchange website. The turnpoint list being used is the 2010 NSW State Championships list.
旋回点のリストは,Worldwide Turnpoint Exchange websiteでダウンロードできる。
今回するのは,2010 NSW州 championshipsのリストである。
]
[
TEAM FLYING
Team flying is not permitted in this competition.

チームでの飛行
本競技会でチームでの飛行は禁止である。
]
[
START PROCEDURE
The start will use allocated start points of 1km radius. Nine start points are available. The start points are shown in the turnpoint list together with their GPS coordinates. Each competition day, each pilot will be allocated three start points. Pilots must start from one of their allocated start points. The Organisers will broadcast the start gate opening time for each class on the CTAF and Start frequencies (126.7 and 122.9).
スタートの方法
スタートは半径1kmのあらかじめ配分された複数のスタート点を用いる。9個のスタートポイントが利用できる。スタートポイントはGPS座標と共に旋回点リストに示されている。競技の日ごとに,パイロット一人当たり3点のスタートポイントが配分される。パイロットは,配分されたスタートポイントのうちのどれか一つからスタートしなければならない。主催者はCTAFとstart周波数(126.7と122.9)でそれぞれのクラスについて(訳注:クラス分けあるの?)スタートゲートのオープン時刻を送信する。
]
[
THERMALLING AT START
Right hand turns must be used when thermalling within 15km of Narromine Aerodrome.
Narromine飛行場の周辺15km以内では,サーマリングに右旋回を用いなければな
らない。
]
[
FINISH PROCEDURE
The finish line shall be the perimeter of a circle of 2km in radius centred on the Narromine Aerodrome co-ordinates. Finishes are to be in accordance with CAO 95.4 (ie not below 500 feet AGL) until within 5 kilometres of the finish line and must clear all obstacles by at least
50 feet. Pilots should finish from the direction of the last turnpoint or control point. Competitors are to advise Narromine Finish on the Finish Frequency (CTAF 126.7) when they are at 20 km and 10 km from the airfield. Make the usual radio call when entering a circuit to land. An intention to make a straight in approach should be called at 10km and 2km. Preferred runway direction will be provisionally nominated at briefing each day and confirmed or changed at the 10 km finish call. Landing in any direction gliders must stop short of the
runway intersections. Narromine Finish will close at last light or when all gliders are accounted for, whichever is the earlier. Any pilot conducting a low finish must have the necessary log book endorsement for low finish approval.
フィニッシュの方法
フィニッシュラインは,Narromine飛行場座標を中心とする半径2kmの円周である。フィニッシュはフィニッシュラインの5km 以内に到達するまでは,CAO 95.4(*)に従って(すなわち,500feet AGL以上で),かつ全ての障害物から 50feet以上の余裕を持って行わなければならない。最終旋回点または,最終コントロールポイントの方向からフィニッシュするべきである。競技参加者は空港から20km, 10km 時点でフィニッシュ周波数(CTAF 126.7)でNarromineにフィニッシュを通知しなければならない。場周に入るときには通常の無線コールを行うこと。ストレートインアプローチをする意図がある場合,10kmと2kmで無線コールを行うこと。望ましいrunway 方向は,毎日ブリーフィング時に仮に決定しておき,10kmのフィニッシュコールの際に確定,または変更される。どの方向から降りる場合においても,グライダーは滑走路のインターセクションより手前で止まらなければならない。Narromineのフィニッシュラインは,日没,または全てのグライダーが確認されたとき,のどちらか早い時点でクローズされ
る。低高度でのフィニッシュを行うパイロットは全て,ログブックに低高度フィニッシュの認定(endorsement)を持っている必要がある。
(*)
訳注: オーストラリア航空局のルールの番号,グライダーについて書いてあ
る:
http://www.casa.gov.au/wcmswr/_assets/main/download/orders/cao95/9504.pdf
日本で言う航空法xx条みたいなもんでしょう
]
[
VERIFICATION
Verification will be by IGC approved loggers or Flarms. Competitors are expected to download their own flight data and submit an IGC file through the Joeyglide website. Motor gliders must have an FDR capable of recording altitude and engine run time.
照合
照合は,IGC認定のロガーかFlarmによる。競技者には,自分のフライトデータをダウンロードし,IGCファイルをJoeyglideのwebsiteを通じてアップロードすることが求められている。モータグライダーは,高度,およびエンジン動作時間を記録できるFDR(訳注: Flight Data Recorderだと思う)を装備していなくてはならない。
]


[告知2]ラジオ番組「しろばら」出演19:00~

('h' on top)
文化放送 菅野しろうのアナログ情報バラエティ「白バラ」
19:00~21:00
ttp://www.joqr.co.jp/sirobara/

12日(金)に、生放送のラジオ番組に出演しました。
グライダーの話をたっぷりとしてきました。

お話が気に入っていただけたようで、 19日(金)も出演いかがですか
、とお声がかかりました。
是非お願いします、ということで、
今週19日金曜も文化放送を聞いてください。
文化放送のHPからや、radikoなどでインターネットで聞けます。

12日の放送です。

2010年11月15日月曜日

[あまり関係ない話] ミスコンでました


去る2010年10月、
ミスコンにでたんです。
そのとき、「グライダーの歌」を
作って、歌いましたw
楽しかったです。
グライダーの広報にもちょっとはなったかな?
と、思います!
そのうち、時間があれば、グライダーの歌も録音して公開したいと思います。
誰か歌のうまい人に歌ってもらおうかな~(^^;)笑
他にも写真がありますので、お暇があればどうぞ。
http://picasaweb.google.com/104206264801107195239/YheLPD?authkey=Gv1sRgCL_J15Hq2KaAiwE&feat=directlink

奨学金申込の文章

ちょっと過激な、奨学金申込の文章ですw


I, Ayaka Hashimoto from Japan, have a big dream to create a border-less soaring community, spreading all over the world.

Aiming to the dream, I decided to set the following tasks to myself:

1) To improve my soaring abilities to the level of competition pilot,

2) To participate in as many soaring competitions as possible, and publish my experience broadly for introducing the fascination of our beloved sports to the people in the world.

3) To build a person-to-person, club-to-club, and internatinal friendships by improving my commnunication skills through the experience of flying in various contries, with various friends, in different conditions.

4) And to make such a platform that the young pilots(like me) can improve themselves by exchanging their own experiences each other.

As the very first step toward my dream, I decided to participate in this competition `Joeyglide 2010'. I am a graduate student of Tokyo Institute of Technology in Japan, and preparing for my master thesis
which is due the on next Februrary. It has been a realy hard work preparing for this competition while writing my master thesis, but at I enjoy the days simply because It's all for flying: my favorite!.

In Japan, soaring (and also other skysports) is not so popular. People who familiar with gliders are rare, and the sports is considered to the sports for 'some limited (rich or curious?) peoples'. I do regret such situation and really want to change it over! by joining this competition and publishing my own experience to them, and spread the real pleasure of this sports.

Therefore, for that purpose, I will improve myself through this JoeyGlide 2010, and feedback my experience to the soaring pilots in Japan. Then I will encourage young pilots like me to fly internationally, by publishing my experience (e.g.) via a website. I belive that such actions will help all soaring pilots in the world not only in Japan, Australia and many other countries.

レース競技とは&何を考えて飛んでるの?

・グライダーのレース競技について
・パイロットマインド

-------------------------------------------------------------------
グライダーのレース競技は、
まず、タスクとして、「ここに行って来てね!」という場所が指定されます。(旋回点)

1.出発する滑空場
2.北東40km先の街A
3.南50km先の飛行場B

など、3点を指定して、皆が飛び上がってしばらくしたら、
よーいどんで、そこに頑張って向かいます。
1を出て、2、3を順番に回ってきて、また1に帰ってくるわけです。

点数は、まず「行ったかどうか」の距離点と、
「早く回ってきたかどうか」の速度点があります。

グライダーはエンジンが無いので、遠くに行く、というのも、
パイロットの腕にかかっています。
うまく上昇気流を捕まえられなかったり、
上昇気流のありそうなところ、なさそうなところが読めなかったり、
ポジティブに考えて良い状況か、ネガティブな状況なのかの判断を間違えたり、
そういうことがあると、遠くにはいけません。

速度は、上昇気流を捕まえるのがうまかったり、
上昇気流の中でも、「今日はこのくらい強いやつはあるだろう」と予測して、
良い上昇気流のオイシイところだけ使ったり、
さっさと通り過ぎるのか、じっくりとどまるのか、その判断がすばやく的確だったり。
そんなことが出来る人が、速いのです。
もちろん、「遠くに行ける」のはもう当たり前ですね。

私はまだ、「行ける」かどうか、まだ発展途上です(´▽`*)




-------------------------------------------------------------------
パイロットマインド。
グライダーパイロットに限らずですが、
航空業界に関わる人は、とても安全に対しての意識が高いように思えます。

航空の事故は、起きるととても取り沙汰されてしまいますが、
連休に車でお出かけするよりも、航空機のほうが安全なのではないかなと個人的には思います。

グライダーはエンジンの爆発などがありえませんので、
自分の、ヒューマンエラーを防ぐのが、主な安全対策となります。
勘違いや、思い込み、ぽっかり忘れの排除、冷や汗がでるようなときに冷静に対処できるか、などです。

こういったことが出来るように準備するのが、重要です。
冷静に対処できるかどうかというのは、性格ではありません。
いかに準備をしておくか、が鍵です。

また、安全だけではなく、安全にかつ最大のパフォーマンスが出せることが重要です。


私が考えていること、学んだことの例
・ 起床がフライト開始、格納庫の鍵を閉めるのがフライト終了。飛んでる間だけではない。
・ 上空では頭30%。なので地上では120%にしていけ。
・ 地上で出来ることは全てやっていけ。
・ 確認は何回しても良い。
・ 確認作業はルーチンワークにしておく。
・ 確認作業は声に出せ、指を指せ
・ 「判断のオプション」(選択肢)は、必ず3つ以上もて
・ 迷ったら、安全側
・ 判断にはメリハリを付けられるように、いつも、いま「判断のオプション」は何を持っているかを心の中で唱える。
・ 笑う、歌う、リラックス。
・ 良い格好して、いつも以上のことをしようとしない。
・ 自分の面倒が全て終わってから他人の面倒を見る

こんな感じです。

これ関連のエピソードとして、
前に授業でNHKのTV放送で、
緊急放送などがあったときに画面の切替などの指示を出す方に
お話をうかだったのですが、
その方は、私が上に挙げた考え方でいくつも共通点がありました。

緊急放送とか、ラジオの生放送も、グライダーマインドと通じる部分があるのでしょうね。

2010年11月11日木曜日

Scholarship と論文構成

選手権のメーリングリストで、奨学金があるよって話がありました。
自己推薦書をメールで送って認められれば、250ドルもらえるそうです。

でも、メーリングリストに登録するのが最近だったので、
知ってから、締め切りまですぐでした。。

明日なんですよ。


しかも今日突然、明日までに論文構成を出せと先生からのお達しが。。。

いやぁ~。。
明日ですか。
冗談きついです、はは。

とりあえず奨学金の文章かこー。

2010年11月10日水曜日

[告知]ラジオ番組「しろばら」出演19:00~

ABAです。

すっごい急な告知ですが、
12日(金)に、生放送のラジオ番組に出演します。
詳細は、以下のURLで。

('h' on top)
文化放送 菅野しろうのアナログ情報バラエティ「白バラ」
19:00~21:00
ttp://www.joqr.co.jp/sirobara/

「ハマ女」というコーナーで、はまっていることを紹介するのですが、
もちろん、グライダーのことを紹介したいと思います!!
いえーい
ハマ女コーナーは、多分19:14~です。
一瞬なので、そこから聴こうと思うと、多分終わってます(笑)。

私はラジオを聴く環境が無いので、聴けません(その前に生放送だし)
聴ける人、録音できる方がいらっしゃいましたら、
よろしくお願いいたします。

お金周りとO/Lグッズのミーティング

先週土曜はミーティングしました。
お忙しいところ、大変ありがとうございました。

私はちょっと訳あって、抗生剤を飲んでいたのでふらふらでしたが。
抗生剤は人間にも効きます笑。

一人だとちょっと色々決めかねたりして大変なことも、
先輩の一言で、すっと決まることもあるもんです。

助かりました。
ってか、あと一回くらい、またお願いします(笑)


ちなみに.....

O/L = Out Landing。

帰るはずの滑空場以外のところに予定変更で降りることです。

安全なところに降りれば安全だし、(別の滑空場とか、広ーい畑とかね。)
危険なところに降りようとすれば危険です。(狭いとことか、草の丈が高い草原とかね)

安全にやれば問題ないんだけども、
"O/Lグッズ"って言うのは、
飛んで帰ってこれないので、地上で車で帰ってくるための、グッズです。

クルーが車で迎えに来てくれるまでパイロットが暇なので、DSかPSPでも入れとこうか(笑)
あとは300円分のおやつですね。
バナナはくさるのでダメです。

というわけで、では

Turnpoint公開されましたねぇ

といっても、元々あるサイトにリンク貼っただけなんだけども。

リンクは頭にhを追加してね。

JoeyGlide2010
ttp://www.joeyglide.com.au/contestinfo/documents/tabid/234/Default.aspx

↓"Turnpoint"をクリックすると、ここに飛びます。

Soaring Services
ttp://soaringweb.org/TP/Narromine


このサイトは、"Soaring Server"のミラーサイトらしいですが。
どちらも詳しい素性が分かりません。
こんなにworld wideな情報、誰が運営しているんでしょうか。
えらいなぁ

このサイトから、Narromine周辺のTurnpoint情報がダウンロード&観覧できます。
大会は、普段から一般に用いられてるTurpointに準拠してる、ということでしょうね。
大会で特別なTurnpointは作っていないようです。

グライダー関係者にはおなじみの、
GPSデータ解析ソフト"seeyou"の"Airspace"のフォーマット、

Cambridge製GPSのTaskセットに必要な、"Cambridge Aero Instrument"の"Navpoint"のフォーマット、

両方あり、そのままダウンロードできます。
ただし、unofficialなので、自己責任と書いてあります。
(大会HPから直にリンク貼っておいてunofficialも無いもんだけど笑)


ちょっと研究もしないといけないので、
タスクセットの仕方など、詳しいことはまた書きますので、
今日はここまで。seeyou~

日程変更、ABAとSは完了です。おつ

ふー。すー(深呼吸)

変更できました。

スケジュール予定@Narromine:
ABA:11/29~12/10(12日間),12/11~12/18 (競技8日間)
S:12/12~12/18
OBの方もトレーニング期間にいてくれる予定だったので、
そちらも変更を検討していただいています。



いやあ、お金の問題はさておいたとしても、
予定が決まった後の事務手続きは、
普通だったらそんなに大変な作業ではないのですが、

ABAがまたビンボー症だから、やらかしまして。はい。


2人とも、QANTASのHPから直接注文しました。
経路は、Tokyo → Sydney(国際線) 、Sydney → Dubbo(国内線)。
料金体系(fare type)は安いのだと、sale fare, Red kangaroo, …とあります。
sale fare:ちょっと安いけど、変更不可、払い戻し不可
Red kanngaroo: 変更可能(手数料1万)、払い戻し可能(手数料3万円)


キャプテンは、国際線、国内線の航空券を一緒に取りました。
国際線の行きも帰りもRed kangarooで、シンプル。
変更は難なくネット上で行って、ハイ終了☆
手数料は、国内線も一緒のあつかいで、一回10000円。


私は、国際線、国内線の航空券を別々に取りました。
なぜかというと、一緒に取ろうとすると、システム上の理由なのか分からないけど、
Sydney着いてからすぐの国内線の便が出てこなくて、
なるべく早くNarromineに行ってフライト準備がしたかったので、
別々に取りました。

まぁでもそれは、手数料が国内線の分50ドル(AUD)かかるだけなので、
大した話ではありません。


それで、ここからがビンボー症の損の話で、
ちょっと安いsale fareを選んでしまいました。
それで、
行き:Red kangaroo
帰り:sale fare
という、複雑なことに。

今回のことで、1週間後ろにずらさなくてはならなかったので、
行きも帰りも変更しないといけない。
でも、帰りはsale fareだから変更不可。

どうなるの、これ????


で、結局、こういうことでした。
NG: 行きを変更、帰りのみ一旦キャンセルで取り直しは無理
NG: 片道のみキャンセルもダメ
OK: 往復キャンセル……扱いは低いfare typeに統一。この場合、「sale fare」でno refund(払い戻しなし)
OK: 行きのred-kangarooの分のみ変更、帰りのsaleはそのまま…変更手数料1万円


一見、最後のでもいいんじゃね?と思います?
(以下、本当はイケナイ方法だけど)
行きは変更して、乗って、
帰りの便は、現地でキャンセルして、
他に帰りの便を片道で取っておく。

という手も、確かにあります。

でも、片道の国際線って、ほとんど往復料金なんですよね。
帰りの便を片道で取るくらいだったら、
往復取り直しちゃうほうが良いですね。


というわけで、3番目の「往復キャンセル」を選びました。
そして、往復取り直しです。

でも払い戻しなしといっても、税金分は帰ってきます。
今回は12万くらいのTotalで、3万くらいは税金でした。



まぁ、ビンボー症は損しますよ

ってことです。

しかも、片方だけsaleとか、一番駄目です!!
徹底的に安いか、
変更option残してRed kangarooにしておくか。。
Decisionは、メリハリをもって。


あと、今回の一番の教訓ですが、
日付でさえも、先入観をもたず、確認すること。
なんでも確認する習慣があれば、ミスは格段に減る。
先入観は、駄目ダメよ。


いやあしかし、キャプテンの素早い対応に助けられました。


今回の一件で、
あばはストレスで太り、
キャプテンはストレスで痩せました(笑)

さて、気を切り替えて、準備と、大学の研究しましょ♪

2010年11月9日火曜日

日程変更

いつのまにか昇格辞令を頂いたS@93です。

日程の変更の件,結局メーリングリスト等で流れていた情報が,各種Webにアップデートされていなかったという事のようです(一部推測が入りますが)。

Shinzoさんにも確認をお願いしたところ

変ですね GFA no公式サイト Competition では 5日から12日です。
Juniorのサイトでは 11日から18日に変わつてます。


とのお返事。結局なにが正しいのかわからない。ShinzoさんがCompetition Directorに直接確認してくださいました。最終的にはDec 11-18に変更されて確定しているとのこと。

まぁ,「国外の大会なのに単一の情報源のみを信用していた」というのが敗因ですね。関わっている人間全員がDec 5-12だと認識していたことになります。

昨日,事実確認をお願いしている間,確定情報に備えて各種変更手続きの準備(無駄になることをいのりつつ)に動きました。残念ながら変更確定ということで,現在進行形でまだ動いています。

いや,いろいろありますねぇ。私が最初に「異変」に気がついたのですが,不謹慎にも笑ってしまいました。(ABAちゃん,サポート頂いている皆様ごめんなさい)

だって,Negativeな感情を荒立てたって仕事進む訳じゃないし。。。失った高度を嘆くのは地上に降りてからやることだし。。。10秒笑い飛ばして,さっさと仕事進める方がポジティブですよね?

それにしても,やっぱり情報は三系統以上ないとだめですね。旅客機の計器(昔の?)とかとおんなじだなぁと。あとは海外のWebサイトなんて信用するもんじゃないと(笑)。
学会のサイトだってもう少し信頼できたけどなぁ(締め切りは必ずのびたけど)。

------

いろいろな形で関係して下さっている皆様,調整に奔走しております。ご迷惑をおかけすることも有るかもしれませんが,全力で対処いたしますのでよろしくお願いいたします。

追記: 11/10
- フォントがバラバラだったので直しました。慌てて編集してたものですみません。
- 一部,紛らわしい表現を修正しました。
- 身内にはばれてるとおもいますが,それなりに強がりが入ってることを報告しておきます。はい。

2010年11月8日月曜日

え、日付間違えた?

キャプテンがjoeyglide2010のHPを訪問。
ttp://www.joeyglide.com.au/
(h on top)


メーリスに加入して、色々見てたら、目を疑う数字を発見!

We are proud to announce the competition is confirmed and to be held from December 11th - 18th at Narromine, NSW

ん?(-_σ)ゴシゴシ
んん?Σ(゜_゜)


。。。。。。。。



冷や汗が。

おそらく日程変更かと。
大会MLには流れていたらしいけど、HPは5日~12日って書いてあったような???

でもとりあえず11~18って書いてあるので、
過去のことにこだわってもしょうがない。

信三さんに確認とって、色々変更手続きしないと。
キャプテンの有給休暇とか、航空券とか、信三さんのトレーニング日程とか。。
私の予定は、学生だからナンとでもなる。

とりあえず、信三さんがフライト終わって帰ってきて、メールを返してくれるのを待つ。。

え、ちょ 待っ
sydney to tokyo 、帰りの便がもう無いかも?
うーん、血の気が引いてきたぞ。

地図出来た


とある日...
Drがいない!
いつも夜22寺に来て、昼に帰る研究室のDrの先輩が、
今日はいなかった。

ここぞとばかりに、
大学の大判プリンターを使う。

元々100万分の1だけど、大きめのやつも試したかったので、
A3(100万分の1)と
A1(50万分の1に拡大)

を印刷した。

結局、50万分の1のデカイやつの方が、ぱっと見れるし、
畳めばコンパクトになるしということで、
A1に軍配が上がる。

距離の数字、滑空場から離れる向きに回転させりゃよかった!
と思ったんだけど、やりなおすのが面倒というか、
それを直してるくらいなら他のことに時間を使おうと思ったので、
もうこれでいい!として、
ラミネートのフィルム(フィルムマット)を貼ってしまった。


旋回点は、Narromine gliding clubのHPから、去年のデータを見て、
とりあえず去年の旋回点を赤の蛍光ペンでマーキングした。
スタートゲートはA1,2,3~C3まであるが、
これはまだマーキングしていない。
地図上に目標物がないので、
ちょっと時間がかかりそうだったので保留。
(Narromine周辺10km、なんにもないでしょ笑)

あと結構折りたたむので、折った後、クリップで留めようかと考えた。
100円ショップで買ってきた、クリップ。
白いのが目立たないし引っかかり少なそうだし、いいなと思っている。

ばさばさしないし、良いんじゃない♪♪

2010年11月7日日曜日

お鍋

お鍋買いました。

これ、セットで4000円でした。
結構、ちゃんとしたやつで、モノはいいですよ。

Sheep Dogの話によると、ゲストハウスの鍋が極小か極大しかないらしいので、持ってってしまおうかと思っています。
もちろん、終わった後は寄付で。

全部はさすがに多いから、
この中で24cmの大きめの鍋と、18cm位の中くらいの鍋かな。フライパンも持ってってもいいけど。
あんまりちっちゃいのは、いらんよね。

マーブルコートのフライパンはすでに買ってあるし、今日はお箸も買ったし、順調です。
あとはお味噌とコンソメね♪
(あれ、グライダーは?笑)

クルーはレベルアップした!!

「てれれれってってって~♪」

「クルーSはレベルアップした!」

というわけで、
クルーSさんは、
キャプテンSにジョブチェンジいたしました。

まぁ実質、元からそういうポジションだったと思いますが、

「呼び方を変えよう!キャプテンでどう?」
「うーん、まぁなんでもいいよ。」
「じゃぁキャプテンで☆!!」

という綿密な話し合いの末、決定いたしました。

キャプテンのマネージメント能力を信頼しているので、
手漕ぎのボート、もしくはあひるの足こぎボートに乗った気分です。
(No engine, No engine troubleですから。カンタスしかり笑)