前回投稿分の続きです。
夏のオーストラリアの天気図例です。
こんどは、前回ほど長くはありません(^^;)
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1995~96および1996~97のスポーツクラス競技会の期間の、典型的な夏季の天気図を見てみる。
夏の天気図1
夏の天気図2
高気圧ははるか東へ移動し、中心が2つに分裂している。風は東寄りになり、弱くなっている。東部地域(Narromine, Lake Keepit)では、北東の風になっている。東のほうでは積雲がよく発達するが、Victoria西部およびSAではおそらく雲がない。ソアリング条件は良好だが、逆転層が存在しているだろう。
高気圧が離れるにつれて、東部には太平洋から気圧の谷が形成される。この気圧の谷のために北方の熱帯から引きこまれた雨が降る。グライダー飛行地域では、雲底の高い積雲が発生し、東および北東部でサンダーストームに発達することがある。通常は、すばらしいグライダー日和である。次の前線が西オーストラリアの南方にあるが、オーストラリア大陸からは離れている。
次の高気圧が早く移動してきたため、前線は南へ追いやられている。おそらく前線の影響は、Victoria南部で風向が南西に変わることだけである。グライダー飛行の条件は非常に良いが、NSW中央部ではサンダーストームが発生し、早い時間に撤収することになる可能性が高い。西オーストラリアにある気圧の谷のおかげで、この地域では条件が良い。
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